「経済ってそういうことだったのか会議」佐藤雅彦 竹中平蔵著【2014年6月1日】

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初心者向けに経済の仕組みについて解説する本は多くありますが、この本ほど、いつ読んでもわかりやすく理解できる本はないと思います。佐藤雅彦さんは、「だんご三兄弟」のヒット曲や、「ポリンキー」などのCMを生み出した人気クリエイター。竹中平蔵さんは小泉政権下の時に経済財政政策担当大臣にもなったことのある経済学者。佐藤さんが竹中さんに経済についての質問をぶつけていくという会話形式ですすめられていきます。

 

「貨幣と信用」「税金の話」「アメリカ経済」「円・ドル・ユーロ」「アジア経済の裏側」「投資と消費」「起業とビジネス」「労働と失業」といった項目を取り上げていますが、いずれも原則論を語っているため、いつ読んでも情報が古くならないのが素晴らしい。
他の本ですと、扱う分野が変化のめまぐるしい「経済」だけに、既に古くなっている情報が載っていることがあるのですが、ここではほとんどそれがありません。

 

最初に「お金の正体」というテーマで「牛乳瓶のフタ」を取り上げながら説明していくのですが、とてもわかりやすい。そして、「円」という日本の通貨が世界から信頼されているからこそ、私たちは急激なデフレやインフレに遭うことなく安心して生活が出来ているのだなと感じます。

 

「経済」は私たち全員に関係することです。
その仕組みの大枠を理解するだけでも世の中の見方が大きくかわっていくと思いますよ。

 

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★今回ご紹介した本はこちらからご購入出来ます★

経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)

648円

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