創業120年の重みのある、靴下・下着メーカーの老舗「福助」。
2003年6月に民事再生法の適用を申請。
伝統ある会社の再建のため白羽の矢がたったのが藤巻幸夫さんです。

藤巻さんは、以前は伊勢丹で活躍していました。
入社当時は何もわからず苦労し通しだった藤巻さんですが、持ち前の根性で
じょじょに頭角を表し、カリスマバイヤーとして一時代を築きます。

その後、2000年、40歳の時に退社。アパレル関連会社「エス・テ・ス」の取締役、
バッグメーカー「キタムラ」の専務取締役を経て、
2003年10月、福助の社長に就任するのです。まだ、43歳という若さです。

常時、2000人はすぐに連絡の取れる友人がいるとおっしゃる藤巻さん。
今日は、たくさんの友人に囲まれ、イキイキと活躍する藤巻さんの
「楽しく生きる秘訣」です。

藤巻さんは、日々の仕事において、確固たる軸を持って働いているとのこと。
その軸とは、

「自分の信念に基づき、誰かのためになるような行動をとる」

というもの。

このことは、今自分がどんなポジションにいようとも出来ることです。

・仲間のサポートをする総務スタッフであれば、「社員のため」に働く。
・販売スタッフであれば、「お客様のため」に働く。
・上司として部下を指導するなら、「部下のため」に働く。
・主婦であれば、「旦那さんや子供のため」に行動する。

このように今の自分の環境で、じゅうぶん「人のため」の行動が出来るのです。
そして、人にたいする貢献の深さは、自分の信念やスキルに関わっていきます。
貢献度を高くするために、気持ちを強く持ったり、スキルを磨く必要があります。

当メルマガでは過去、様々な運の達人が、「人に幸せを与えると幸せが自分に返る。」と
おっしゃっていましたが、藤巻さんもその一人なのですね。
だからこそ、現在大活躍されていらっしゃるのだと思います。

「お金をもうける」「出世のために頑張る」といった自己完結型では、
運はやってきません。よく考えれば当然のことです。

運がよくなるコツ。それは、他人にどれだけ幸せを与えられるかにかかってくるのです。

それでは、今日も一日皆さんに幸せが訪れますように！！！