「安心・快適」をキーワードにセキュリティ事業だけではなく、医療や健康、福祉、教育など様々な分野で、新しい社会システムを創り続ける超優良企業セコム。今日の達人は、セコムの創業者飯田亮さんです。

飯田さんが日本初の警備保障会社として、日本警備保障株式会社(現セコム）を立ち上げたのは、昭和３７年。２９歳の時でした。

当時、日本には警備保障という概念は全くありません。当然ながら周囲には全く理解してもらえず困難の連続だったそうです。

しかしながら、飯田さんには一つの信念がありました。それは、「人の喜ぶ事業は必ず成功する」というもの。

幾多の困難を乗り越え、事業はじょじょに世間に受け入れられていきます。そして、昭和３９年の東京オリンピックの警備をきっかけに一気に飛躍するのです。

信念をもとに様々な規制を壊しながら新しいビジネスモデルを次々と誕生させる飯田さん。今回の教えは、飯田さんが心底に持つ、ある想いです。

それは、社会というものは「正しいこと」「公正なこと」「まともなこと」が通るということ。間違いなく通るし、また通さなければいけないのです。

皆さんは、「世の中は甘くない。純粋な正しいことが通るとは限らない。」と教えられたことがありませんか？飯田さんはこのような意見に真っ向から反対します。

正しいことを行うと確かに、次から次へと困難に出会っていきます。そこであきらめてしまい、間違った道に行ってしまうとジ・エンド。全てが終わりです。我慢して貫き通す先に、大きな幸福がまっているのです。

飯田さんが創業したセコムがこれだけの企業に育った秘訣。それは、正しい想いを全力で真っ直ぐに実現してきたからでしょうね。

逆に間違ったことを行うと、最後にどのような結末が待っているか・・・
多くの事例が物語っています。

常に正しい行動を意識しましょう。たとえ苦しくても最後には大変な幸福が待っているのですから。

それでは、今日も一日皆さんに幸せが訪れますように！！！