ジェームズ・アレンさんは１８００年代を生きたイギリスの思想家。
生存中に１９冊の本を残し、その思想は今もって、受け継がれています。
現在、数多くの成功哲学が存在しますが、その元祖とも言われています。

現在起こっている外的出来事は全て自分の心が生み出したもの。
外側は内側を映し出す影のようなものであるとアレンさんはおっしゃいます。

例えば、失恋を機に、ショックで堕落の道が始まったとします。
一見、この失恋が全ての原因と思われるかも知れませんが、実はその根本は自分にあります。
自分の心に生じた良くない要因が、「失恋」という形で現実化したのです。

つまり、自分の気持ちが満たされないことを人や状況のせいにしていてはいつまでたっても現状を改善できないのです。むしろ自分の苦悩や不安が悪化するだけです。

より良い生き方に変えていくには、心に映る外側の世界と奮闘することをやめ、心のパワーを内面の変化と再生に活かし、精神を高めていくことが大事です。

アレンさんは精神を高める方法として、下記のような例を出しています。

・規則正しい生活をする
・悪口・噂話を言う癖をなくす
・軽率な言葉、礼儀知らずな言葉をなくす
・自主的に貢献する気持ちを持ち、また公正・寛容の精神を育む

普段の生活で守らなければならない当たり前のことですね。
しかし、この当たり前のことを行うことが非常に大事なようです。

いつも澄み切った心にしたいものです。
きっと、毎日の生活が心地よいものになるでしょうね。

それでは、今日も一日皆さんに幸せが訪れますように！！！