鍵山秀三郎さん(イエローハット創業者)「畳の縁」【2004/11/09 159号より】

本日の教え

畳の縁を踏まないというような些細なことを守り通すことが人生では大切なことです。

 

鍵山秀三郎『小さな実践の一歩から』より

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本日の教えについて

鍵山秀三郎さんは2回目の登場です。(第49回に登場)

 

鍵山さんはカー用品販売の会社、イエローハットの創業者。
現在は取締役相談役という立場におられます。

 

また、一方で鍵山さんは、掃除の素晴らしさを伝える、「日本を美しくする会」発起のきっかけとなった人物です。
鍵山さんの掃除哲学に共感し、今では年間10万人以上の方が参加されています。

 

独自の成功哲学をお持ちでいらっしゃる鍵山さん。
今回は、そんな鍵山さんの成功哲学の一つをご紹介いたします。

 

鍵山さんが子供の頃、「こういうことをしてはいけない」と言われていることがいくつかあったそうです。

 

それは、例えば「畳の縁を踏んではいけない」とか「敷いた布団の上を歩いてはいけない」、「履物は揃える」といったようなことです。
ある程度厳しいしつけのあった家庭では、言われたことがあるのではないでしょうか?

 

鍵山さんは、子供時代、「なんでうちの家だけがこんなに堅苦しいのかな」と感じていたそうです。

 

しかしながら、後になってみると、畳の縁を踏まないというような、些細のことを守り通すということがいかに人生にプラスになるかということをつくづく痛感したとか。

 

このような習慣が身に付くようになると、境遇が悪くなった時に心の支えのようなものがあるような気が起こるのです。

 

逆に、このような心の支えがない人は、悪い境遇の波に飲まれ、そのまま全てを失ってしまう人が多かったそうです。

 

このように、些細なことをきっちりと習慣にしていた著名人を麒麟は何人か知っています。

 

例えば、戦後日本を立て直した吉田茂元首相。
とある本で読んだのですが、ホテルなどで洗面所を使用した後などは、実にキレイに後処理をしていたそうです。

 

このように、偉大な人というのは細かいところが
非常にきっちりとしているようですね。

 

畳の縁を踏まないことや履物を揃えること。経済的には何の価値もないことです。
しかしながら、些細なことを守るということは、人生において非常に大事な要素であるようですね。

 

些細なことだけれど守り通して行きたい習慣を是非、身に付けて行きたいものです。

 

 

それでは、今日も一日皆さんに幸せが訪れますように!!!

 

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小さな実践の一歩から (活学叢書)

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