特別編 幸田露伴の三福説その1「惜福」【2004/03/05 22号より】
本日の教え
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本日の教えについて
本日から3回シリーズの特別編として、「幸田露伴の3福説」をお届けいたします。
幸田露伴は近代文学史には必ず登場する文豪で、「五重塔」が有名です。
そんな幸田露伴には、運について考察した1つの随筆がありました。
タイトルは「努力論」。この本は今では様々な分野の人々に読まれています。
「努力論」で、幸田露伴は運を活用していく3つの方法を述べています。
今日から3日間、この3つの運の活用方法について一つずつ紹介していきます。
今日は「惜福」。
これは、「いただいた福はその場で使い尽くさず、次に残しておく」というもの。
惜福を心がけている人は幸運がその後も続くが、使い尽くす人はその場限りとなるのです。
例えば、こんな例え話はどうでしょう?
おいしい魚が取れる池を発見したとします。ここでこの魚を一気に全部取ってしまったらその池には1匹もいなくなってしまいます。
反対に、ある程度の魚を残していたらどうなるか?
魚は卵を産み、再びおいしい魚が増えるようになるのです。
古くから続いている旧家には、この「惜福」が家訓として含まれていることが多いと聞きます。
福を代々に渡って残しているからこそ続いているのでしょう。
また、最近の急激な森林伐採なとは、惜福がなされていない印象を受けます。
自然界の問題が多いのはこのことが原因なのかもしれません。
自分に幸運が巡ってきた場合の対応。
「惜福」の工夫で次につながるような運の使い方をして行きましょう。
それでは、今日も一日皆さんに幸せが訪れますように!!!
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★本日の秘訣に関する本はこちらからご購入出来ます★
運が味方につく人つかない人―幸田露伴『努力論』を読む (知的生きかた文庫) 353円 |
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