ポール・R・シーリィさんは、人の潜在能力を最大限に引き出すための人間開発テクノロジー研究に取り組んでいます。

シーリィさんが開発した数々のプログラムの中でも特に画期的なのが、１分間に２万５千語を越えるスピードで文字情報を処理することを可能にするフォトリーディング。このノウハウを説いた著書は世界的ベストセラーです。

さて、今回は「潜在能力」開発に関する、1つのヒントを紹介します。

シーリィーさんは、２０年間、潜在能力の活用を研究した結果、「ナチュラル・ブリリアンス・モデル」という手法を開発しました。

詳細は本書を読んでいただきたいのですが、全４つのステップから構成されており、自分の能力の「行き詰まり」を開放し、真の能力が出るように誘導するプログラムです。

この中のプログラムの中の原則の1つに、「結果に目を向けてオプションの幅を広げる」というものがあります。

私達は、なにかうまく行かないことがあると、その問題ばかりに気を取られてしまいがちです。
シーリィーさんは、このことは実に意味のないことであると述べるのです。

問題に注目することは、生き詰まりを維持することしかもたらされないとのことです。

逆に、常に結果に目を向けていることで、脳は本当に求めているものを実現することにだけ集中するようになり、成功へのヒントが見えてくるようになります。

つまり、いつまでも問題の原因をうじうじと考えるよりも、理想を描き、どう近づくかに集中した方が良い結果をもたらすということなのですね。

世の成功者は強烈に夢を意識して行動している人が多いものです。
手帳に実現したい出来事を記入し、いつも見ているなんて話をよく聞きます。

つねにベクトルが「なりたい自分」に向いているからこそ、どんな問題も切り抜けて行くことが出来るのでしょう。

私達も、「なりたい自分」を常に意識して行動することが
大切なのだと思うのです。行動パターンがきっと変わってくるでしょうね。

それでは、今日も一日皆さんに幸せが訪れますように！！！