鍵山秀三郎さん(イエローハット創業者)「無利益」【2005/4/29 231号より】

本日の教え

何にもならないことをやるというのは、たいへんなことです。
たいへんなことをやるからこそ、やったからこそ、自分自身の成長につながるんです。

 

桜井章一、鍵山秀三郎『人生を掃除する人しない人』より

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本日の教えについて

鍵山秀三郎さんは、当メルマガ3回目の登場です。(第49、159回に登場)

 

鍵山さんは、自動車用品販売会社「イエローハット」の創業者。
「凡事徹底」を信念とする経営哲学は多くの人々に影響を与えています。

 

一方で、「日本を美しくする会」の相談役という立場でもあり、日本のみならず最近は、アメリカや中国まで行き、トイレ掃除を通じて人の心を磨くという活動をされています。

 

経済社会の中で、心をキレイにすることの大切さを伝えられている大変稀有な人物なのです。

 

鍵山さんは、同じく「運の達人」で数多くご紹介した麻雀士・桜井章一さんとの共著『人生を掃除する人しない人』をこのたび出されました。

 

お二人が語る哲学は、なかなか他の人では出てこないような独自のものをお持ちなので、この本はとても貴重でした。

 

今回は、この本の中から、鍵山さんの哲学の一つをお伝え致します。

 

掃除の大切さを説いておられる鍵山さん。
掃除をうることの効用として、「売上が上がる」「儲かる」ということをついつい考えてしまうもの。

 

しかしながら、鍵山さんは、効果なんて何もないとおっしゃいます。
そして、「何もないからこそいいのだ」と答えるのです。

 

何もないことにさえ取り組めるという心が人間の成長につながると主張されています。
たいへんなことをやるからこそ成長すると述べるのです。

 

私の周囲を見回してみても、人間の最後の成功の秘訣というのは、「何もトクにはならないけれどもやる」という行動が出来る人ではないかと思います。何よりそのような人には尊敬してしまいます。

 

経済が中心の社会であるからといって、完全な物理主義で走ってしまうと、どこかで不運が襲ったり、人望を失ってしまうということは世の中のニュースを見ていてもわかります。

 

このような社会だからこそ、自分の利益はあまり考えない行動をとる事も心がけて行くということが大切なのでしょうね。きりんも気を付けていきたいと思います。

 

 

それでは、今日も一日皆さんに幸せが訪れますように!!!

 

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