稼働の法則【2015年7月01日】

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先日、経済評論家の勝間和代さんが書いた『不幸になる生き方』という本を面白く読みました。

 

勝間さんはマッキンゼーなど一流コンサルタント会社に勤めたのち、「ロジカルシンキングを駆使した生き方のコツ」を書籍や講演などを通して発表しています。

 

仕事も子育ても完璧を目指す女性からの支持を集め、彼女にあこがれる人のことを「カツマー」と呼ぶ現象も起きています。

 

この本では、勝間さんが周囲の人々の幸福度をコンサルタントと証券アナリストの手法を使い徹底的にリサーチ。加えて、自分の体験(2度の離婚や多くの転職経験など)も加味しながら、幸福な人と不幸な人との違いを法則化させています。

 

法則は全部で7つあり、詳細は本を読んで頂きたいのですが、一番心に響いたのは「稼働の法則」でした。

 

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<稼働の法則>

 

■幸福な人
とにかく、行動コストが小さく、マメに動いている。その結果、さまざまな人との出会いが生まれ、成長の機会を増やしている。

 

■不幸な人
失敗を恐れて、行動しない、動かない。人が何かをしてくれることを期待してしまう。その結果、自分が動くことに対するコストがますます高くなり、より怠惰になる。
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といいますのも、私は周囲の人からよく、「フットワークが軽い」とか「1日の行動量が多い」などと言われるからです。毎日、ジムに行ったり、読書をしたり、美術館や映画館に行ったり、英語を勉強したり、美味しいお店探しをしたり、ボランティア活動をしたり…。1日24時間の中でやることが盛りだくさんだと言われます。

 

本業となる投資にほとんど時間がかからないということに加え、「やる事」の整理を前回のメルマガで紹介した手帳を使い頻繁に行っているということが大きいでしょう。そして、活発に活動することで日々様々なチャンスに出会えているのも事実です。

 

たくさんの情報や人に出会うことで、成長の機会を増やしているというのは確かにそうだなと思います。

 

行動コストを小さくするためには、「失敗を恐れない」ということと「好奇心を強く持つ」ということが大切です。複数同時に物事をスタートさせて、最初に面白くなければ辞めてしまうという位でちょうど良いのではないでしょうか。面白ければしつこく最後まで継続し、空いた時間でまた新規の面白いことにチャレンジしてみる。

 

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このような習慣が出来たら、間違いなく日々の生活は充実し、ポジティブに生きることが出来るでしょう。

 

勝間さんのリサーチと分析により発見された「稼働の法則」。
まずはフットワークを軽くして、興味のあることからスタートしてみることをおすすめします。

 

■参考図書
「不幸になる生き方」勝間和代著

不幸になる生き方 (集英社新書)

778円

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