福原善春さん(資生堂会長)「幸せと不幸」【2005/11/27 272号より】

本日の教え

幸せと不幸は、必ず二人連れでやってきます。

 

福原善春『生きることは学ぶこと』より

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本日の教えについて

福原善春さんは、資生堂の元会長。
資生堂の創業一族です。一企業の代表だけではなく、日本の経済界において、大きな影響力を持つ人物です。

 

また、一個人としても様々な活動をされており、文化や社会にどのような貢献ができるのかを問い続け、「日仏文化サミット」等、様々な文化支援活動に従事されております。

 

今回のキーワードは「幸せと不幸は、必ず二人連れでやって来る」というもの。

 

物事は多面的に見るべきであり、不幸と思われる事象が実は、幸運に結びついていたという現象が起きるとの事。

 

例えば、福原さんは子供のころ、戦争においてゼロベースからの再建を余儀なくされましたが、この経験がなければいつまでもお坊ちゃん扱いされ、どのような人物になっていたかわからないとさえ述べています。

 

若い頃の苦労は、大人になって開花するというように、不幸には、後に幸せになる種があるものです。

 

今、なかなかうまくいかないという人がいらっしゃいましたら、是非前向きに進み続けてみましょう。
いつかは幸せに転化するのではと思います。

 

 

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!

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