リチャード・ワイズマン博士(心理学者)「直観力」【2006/06/21 322号より】

本日の教え

運のいい人は直感と本能を信じて正しい決断をする

 

リチャード・ワイズマン博士『運のいい人、悪い人』より

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本日の教えについて

「運のいい人と悪い人。その違いはどこにあるのか?」
この問いに関し、科学的に調査を行ったのがリチャード・ワイズマン博士です。

 

ワインズマン博士は20代前半までマジシャンとして活躍。
その後はマジックの裏にある人の心理に興味を持つようになり、ロンドン大学で心理学を専攻。後に、エジンバラ大学で博士号を取得します。

 

「心理学者としての立場から幸運と不運の原因を探る」。
ちょっとしたアンケートから始まったこの調査は実に最終的に10年の歳月を費やし、対象者は数百人にのぼることになりました。

 

中心となった調査方法は、「きわだって運が良いと思われる人」「きわだって運が悪いと思われる人」「その中間の人」を728人ほど集め、その思考・行動を分析。
両者で違いが出た項目を抽出するというもの。

 

結果、ワインズマン博士は「運が良いと思われる人」に共通している「4つの法則」を探り当てることになるのです。

 

「運は考え方と行動で変えられる」というワインズマン博士の調査結果は、英BBC、米NBC等で話題となり、やがて世界30ヶ国でベストセラーとなる「運の科学書」としてまとめられることになりました。

 

今回は、「4つの法則」の中からその一つをご紹介いたします。

 

「運のいい人は直感と本能を信じて正しい決断をする」

 

ワインズマン博士が調査を行った中で、「運のいい人」は重要な決断の時に直感に頼る割合が「運の悪い人」に比べ、明らかに高い数値となって表れたのです。

 

ワインズマン博士が対象者に行ったインタビューでも、「運のいい人」は「運の悪い人」に比べ、直感で判断する能力がはるかに高いことが感じられたそうです。

 

特に人間関係面においてその傾向が強く、人に対する直感がうまく機能しているとか。

 

では、「運のいい人」はどのように直観力を高めているのでしょう?

 

直感を高める方法として行う行動として、「運の悪い人」よりも高い数値として出た項目は下記の通りでした。

 

・瞑想
・後であらためて考える
・頭をからっぽにする
・静かな場所を探す

 

これらを見ると、「運のいい人」は余計な情報に翻弄されることなく、自分の内なる力を強くする行為を行っていると言えるのではないでしょうか?

 

「運」は人間関係にかなり左右される要素であるときりんは思います。
出会った人によって、人生は大きく変わってしまうもの。
直観力で人との出会い力を高めるということは非常に重要な要素でしょう。

 

きりんの周りにも、非常に直観力が鋭いという人はいます。
根拠はないのに、その時々でベストの選択をしているという印象を受けます。

 

時には情報を遮断して、落ち着いて静かな場所に行き、自分の内面に静かに集中してみる―

 

運を高めるために、こんな行動も大事だと思います。

 

直観力を研ぎ澄まし、正しい選択が出来る能力を身に付けたいものですね。

 

 

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!

 

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