ジェームズ・アレンさんは、現代成功哲学の祖と言われている人物。

ナポレオン・ヒル、デール・カーネギー、アール・ナイチンゲール等主要な成功哲学者は皆、アレンさんの哲学から発しているのです。

アレンさんは1864年のイングランドで生を受けます。
製造業で働いた後、執筆活動を開始。
執筆期間は亡くなるまでのわずか9年間でしたが、計19冊の本を書き上げました。

そして、その本はその後多大なる影響を与え、聖書に継ぐベストセラーとまで言われるようになったのです。

今回は、「心」をテーマにしたご紹介をいたします。

アレンさんは、人生そのものが「心」から生まれていると主張します。
「心のクロス(衣）」が私達を支配しており、行動や考えは、全てこの「心」より発しているのです。

そして、「心」のレッスンをして育てることで、幸せな人生を歩むことが出来るのです。

自分自身をコントロールしながら良い心の状態を保ち、「良い心の癖」を作ってしまう。
そうすれば自ずと幸せ体質に変化するというわけです。

それでは、「良い心の癖」を作り上げるためのポイントをここでご紹介いたします。

キーワードは「マイナスの習慣を消し、プラスの習慣を植え付ける」ということです。

≪克服する悪い習慣≫
・怠惰な心の癖
・欲求を管理できない癖
・悪口
・うわさ話・中身のないおしゃべり
・傷つける言葉・心ない言葉
・軽率な言葉・礼儀知らずな会話
・人のあらさがし

≪身に付ける良い習慣≫
・自主的に貢献する精神
・公正な精神
・寛容な精神

これを見るとけっこうハードルが高いですね。
しつこく繰り返して自分の身にするほかなさそうです。

しかし、一度この癖が身につけば確かに幸せ度はかなり上がりますね。
真に幸せな人は上記の条件を満たしていることが多い気がします。

大変ではありますが、「心」を幸福体質に育てる価値はあるでしょう。
長期的なスパンで取り組めばいつかは幸せで強い自分になっていると思いますよ。

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように！！！