ラルフ・パーレットさん(文学博士)「ハードノックス大学」【2006/11/05 361号】

ラルフ・パーレットさん(文学博士)「ハードノックス大学」【2006/11/05 361号より】

本日の教え

偉大なるハードノックス大学よ。
私たちは年を重ねるにつれて、あなたを愛するようになります。
あなたの残酷さは、じつはやさしさだと気づきます。
私たちがおろかな行いをしないように、守ってくれていることに気づきます。

 

ラルフ・パーレット『「運がよくなる」おはなし』より

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本日の教えについて

ラルフ・パーレットさんは、1870年〜1930年まで、アメリカで活躍した文学博士です。

 

アメリカ・オハイオ州で生まれたラルフさんは、オハイオノーザン大学で文学博士号を取得。

 

その後、新聞や雑誌の編集にたずさわりながら、執筆・講演活動を実施することになります。

 

今回の表題である、「ハードノックス大学」をテーマにした講演は、全米で2千5百回を超え、数多く出した出版物は100万部を超えるものもありました。

 

今回のテーマは、「ハードノックス大学」。
果たしてどのような大学なのでしょう?

 

「ハードノックス」とは、「苦境」や「困難」といった意味。
つまり、私たちが経験する災難や逆境こそが最高の教科書であり、学びの場であるという教えです。

 

ラルフさんは、困難を一つ経験するごとに自分達の価値は上がっていくと説いています。全ての困難は、より良い人生に続く道を開くのです。

 

さて、それでは「人が成長する」とは具体的にどのようなことなのでしょうか?

 

ラルフさんは、成長とは内側の成長のことであると述べています。

 

人は困難を経験することで、利己的な自分から、他人を思いやる自分へと成長することが可能になり、このことが自分の成長となるのです。

 

この、「困難が人を成長させる」という教えは、100年前から既に伝えられていたのですね。

 

事実、ラルフさんは、高校の同級生の卒業後の進路を20年ぶりに追及した結果、そこには驚くべき真実がありました。

 

高校の時、裕福で将来が期待されていた人物は、大人になって少しも成長しておらず、逆に恵まれず、不幸な境遇にいた人物の方が、活躍している割合が多かったそうです。

 

これは、現代にもあてはまるような気がします。

 

全てのケースがそういうわけではありませんが、学生の時、活躍していた人が大人になってあまりパッとせず、逆に、あまり良い境遇でなかった人が大人になって大活躍していることは度々あることですね。

 

もし、現在あなたが何らかの困難にぶつかっているようなら、それは、教科書では決して教えてくれない「ハードノックス大学」で学んでいるということでしょう。

 

そして、この経験を通してあなたの内面は大きな成長を遂げることと思います。

 

困難を通して、人の気持ちや他人のやさしさを学ぶこと。
厳しいですが、これも立派な開運行動なのだと思います。

 

 

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!

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