エックハルト・トールさん(作家)「手放し」【2006/12/06 370号】

エックハルト・トールさん(作家)「手放し」【2006/12/06 370号より】

本日の教え

「どうしてわたしがこんな目にあうの?」。
もはやこの問いかけをしなくなったとき、「手放し」が起こります。

 

エックハルト・トール『世界でいちばん古くて大切なスピリチュアルな教え』より

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本日の教えについて

エックハルト・トールさんは作家としてご活躍。

 

ドイツで生まれたトールさんは、ロンドン大学卒業後、ケンブリッジ大学研究員および指導教員になります。

 

29歳の時に、その後の人生を180度転換させる劇的な霊的体験をすることに。
以降、この時の体験を理解し、深め、知識として統合するための研究に費やします。

 

処女作『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』は世界30ヶ国以上で出版され、300万部を超えるベストセラーに。現在は世界各地で講演活動を行っています。

 

さて、今回のキーワードは「手放し」です。

 

人が生きている限りは必ず「良いと思われる出来事」や「嫌だと思われる出来事」が起こり、このような出来事に直面する度に私達は「良い」「悪い」といった感情的反応をするものです。

 

しかしながら、トールさんはこのような感情的反応はエゴを強化するだけで、本当の意味での成功を得ることは出来ないと述べています。

 

では、このような出来事に対し、私達はどのような反応を取れば良いのでしょうか?

 

それは、「いま、この瞬間」を受け入れ、そのまま放っておくのです。

 

「なんて憂鬱な雨だ」
「あいつは、電話もよこさない礼儀しらずだ」
「彼女には本当にがっかりさせられる」

 

といったように、自分の感情(物語)が入っているところを、

 

「今日は雨だ」
「彼は電話をよこさなかった」
「彼女は、待ち合わせに現れなかった」

 

と、事実だけをただ受け入れるのです。

 

するとどうなるか?

 

状況、人間、場所や出来事が、自分を満足させなければならない、幸福にしなければならないという執着心が消えるのです。

 

そして、周りの事象に、無理難題を要求しなくなったとたん、不思議なことに、あなたにとって満足のいくものに変化していくだけでなく、より調和のとれたものに、より平和なものになるとトールさんは述べています。

 

これが、受容の心が起こす「奇跡」というわけです。

 

これは、実践してみるとどんなに満ち足りた気持ちになるか実感できます。

 

これまで様々なことにいちいちマイナスの感情を挟んでいたことが、単なる事実として、穏やかに手放すことで心の平安につながるのです。

 

何かと外的環境に不満だらけだった人にはとっても有効な教えです。

 

心に余計なマイナス感情を持ち込みたくないものですね。

 

 

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!

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