スタン・パディラさん(アーティスト・教育者)「自然への想い」【2007/01/17 383号】

スタン・パディラさん(アーティスト・教育者)「自然への想い」【2007/01/17 383号より】

本日の教え

そのラコタの年寄りは賢かった。
人の心が自然から離れるにつれて、
ぎすぎすしたものになることを、
彼は知っていた。

 

スタン・パディラ『自然の教科書』より

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本日の教えについて

スタン・パディラさんはネイティブ・アメリカン出身のアーティストであり教育者。
これまでネイティブ・アメリカンの若者の教育に深い影響を与えた人物です。

 

ネイティブ・アメリカンは太古からの知恵を世代から世代へ、伝統的に口頭で伝承されてきました。

 

その知恵は伝説や、歌や、象徴のなかに、さながら暗号のごとく封じ込められ、一族の偉大な歴史や、哲学や、生き方は、エルダー(長老)たちの頭と心のなかにたくわえられてきたのです。

 

実は、きりんは年末年始にアメリカに行ったとき、ネイティブ・アメリカンの方にその伝承された知恵を伺う機会がありました。

 

ネイティブ・アメリカンの「我々は地球の恵みに支えられて生きており、生きとし生きるもの全てが感謝の対象である」という哲学は、心の奥深くに響くものでした。

 

スタン・パディラさんの著『自然の教科書』では、そんな様々な種族のエルダーが語る哲学の詩を集めた本です。
そこには、運気に関連するヒントがたくさん詰まっています。

 

今回は、『自然の教科書』から2つの詩を紹介いたします。

 

1.
そのラコタの年寄りは賢かった。
人の心が自然から離れるにつれて、
ぎすぎすしたものになることを、
彼は知っていた。

 

育ちつつあるすべてのいのちに
対する尊敬の念が失われてしまえば、
人間に対する
尊敬の念も失われてしまうことを、
彼は知っていた。

 

2.
お恵みくださった
すべての恩恵に対し、
われわれは
グレイトスピリットに感謝する。

 

たとえば私自身、
湧いている泉の
水を飲むときには、
必ず、ありがたさで
心が満たされるのを待ってから、
水を口にふくむことをしている。

 

 

この2篇を見ても、ネイティブ・アメリカンが母なる地球に対し、いかに深い感謝を持っているかがわかります。
地球の恵みに感謝し、全てのものに尊敬の念を抱くのです。

 

最近、国内では不気味で到底理解出来ない嫌な事件が続いていますが、便利な世の中になり、いつのまにか地球の恵みに対する有難さを私達が忘れ去ってしまっていることも要因の1つであるように思います。

 

尊敬の念を持つことが出来ず、いつのまにか不平や不満で満ちてしまいがちになる世の中。

 

そんな今だからこそ、古代から伝承されている知恵に触れていきたいものです。
そこには、人間が豊かに生きるための本質があるように感じます。

 

 

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!

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