萩本欽一さん(コメディアン)「欠点」【2007/01/21 384号】

萩本欽一さん(コメディアン)「欠点」【2007/01/21 384号より】

本日の教え

欠点が長所となる生き方をすると、運が開けるっていうんですかね。
だから、辛いは、辛いの向こうにある。
みんなが「辛い」と思っていることは、実は辛いことではないんです。

 

萩本欽一『まだ運はあるか』より

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本日の教えについて

萩本欽一さんはコメディアンとしてご活躍。
日本人ならば誰もが知っている国民的な人気の人物です。

 

1970年代前半から突然番組を降板した85年までは高視聴率番組を連発し、「視聴率100%男」という呼び名まで生まれました。

 

近年は、野球界を盛り上げようとの思いで立ち上げた社会人野球チーム「茨城ゴールデンゴールズ」でのご活躍が注目されています。

 

萩本欽一さんは「運」に対して、相当なこだわりを持っている方として知られています。

 

萩本さんが発掘して、今も芸能界でご活躍されている方は数多くいらっしゃいますが、その発掘方法は運で決められていました。

 

例えば、俳優の柳葉敏郎さん。

 

柳葉さんは、萩本さんの番組のオーディションを受けた後、萩本さんが、「今から自宅に電話して、もう帰宅している人を合格にしよう」ということで、たまたま帰宅していた人が柳葉さんだったというわけです。

 

今回は、そんな萩本さん流の「運」に対する哲学をご紹介いたします。

 

萩本さんの運に対する考え方は「自然」から来ているそうです。

 

アフリカをみてみましょう。

 

アフリカでは、ライオンは強いけどライオンだらけにはならない。
それは、ライオンが子供の時に食べてしまう動物がいるから。
また、チータは足が速いけど、持続力がないため、獲物を取り逃がすことがある。

 

このようにどんな動物にも長所と同時に欠点や天敵があり、1種が増えすぎないように作られているわけです。

 

それでは人間はどうか?
人間は牙もないし、走るのだって動物の中では一番遅いのです。

 

優れた機能を持たない、一番ダメな人間が一番栄えている。
つまり、ダメなヤツほど、欠点の多いヤツほど何かに成功する。
欠点をカバーし、長所になる生き方をすると運が開けるというわけです。

 

萩本さんは、「辛い」という状況は、必ず後から幸せが来る予兆であると述べています。なので、「不運」がきたら、「しめた!」と思うのです。
それだけ運を使っていないということは、必ず次に成功がくる証拠なのです。

 

これは、世の中を見ても実感出来ることだと思います。

 

例えば、一流と言われているスポーツ選手が最後まで成功するかというとそうではない。いつの間にか傲慢になる一方、光る能力はないが、コツコツと努力していた人がやがて花を咲かせていく傾向は多いものです。

 

きりん自身も急に仕事のハードルが高くなり、その困難を乗り越えたことで、予想以上に良い結果に恵まれたという経験をしています。

 

能力や才能ではなく、どんな状況においても、前を向いてしっかりと頑張る人のところにこそ運は巡って来るものだと思います。

 

いつまでも前向きに困難に向かっていきたいものですね。

 

 

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!

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