矢野惣一さん（問題解決セラピスト）「検索エンジン」【2007/02/04　388号】

矢野惣一さんは問題解決セラピストとしてご活躍。

早稲田大学教育学部を卒業後、矢野さんは15年間のサラリーマン生活に入ります。
その間は転職を繰り返し、2001年の38才の時にはストレスからうつ状態に。
自分自身を追い詰めてしまうのです。

昔からポジティブシンキングに関する本を読んでいた矢野さんでしたが、その限界を痛感。

そこで出会ったのが、ネットサーフィンで偶然見つけた「催眠療法」でした。

成功法則と心理療法のテクニックを融合して新しい自己成長のための方法を編み出し、自分を実験台として実践。以来、矢野さんの人生は激変していきます。

結果、矢野さんは

・40歳にして初めての結婚。
・一流出版社から本を２冊出版。
・月8日ほどしか働いていないのにサラリーマン時代の4倍近い収入を得られている。
・平日は妻子と熱海郊外の別荘地で自由気ままな生活をおくっている。

という見事な成果を出し、現在はセミナーや講演活動、執筆を通じて多くの人々にその方法を伝えています。

今回は矢野さんのメソッドから、「理想のパートナーに出会うイメージ法」をご紹介いたします。

世の中の人々を見渡してみますと、幸せな人は、より多くの幸せを引きつけ、不幸な人は、さらに不幸を引きつけているように感じられます。

そして、それは、身体感覚という脳のスーパー検索エンジンが働いているからであると矢野さんは述べています。

理想のパートナーに出会う秘訣。
それは、その人と一緒にいたら、どんな感じがするか、体の感覚をイメージすることです。

すると脳の検索エンジンがその感覚を感じさせてくれる人を無意識のうちに探し出してくれるようになるのです。

まずは、身体感覚をフルに使ってイメージしてみましょう。
幸せいっぱいの自分が主人公の映画を想像してみるのです。

その時着ていた服、天気、姿勢や表情、視線の高さまで、感覚を研ぎ澄ませ、徹底的に感じていきます。

さらには、その感覚をもとに自分の体を動かしていきます。
身振り手振り、姿勢や表情。その感じ方をじっくり味わいます。

そして、この感覚を大切にして、夜寝る前や朝起きた時に、胸に手を当てて、幸せな感覚を体から呼び出してみるのです。

また、その感覚の色が入った物を身近に置いておくのも効果があるとのことです。

これを続けることで、脳の検索エンジンが理想の人を無意識にヒットされるというわけです。

イメージ法は、頭で考えるのではなく、このように感覚をフル回転させることが必要です。

例えば、収入を増やしたいという場合にも、ワンランク上の食事をして、その感覚を吸収するということが大切になります。

皆さんは、感覚を大事に扱っていますでしょうか？
自分の夢を実現させるため、是非実践してくださいね。

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように！！！