伊藤忠彦さん(関西アーバン銀行頭取)「心の視力」【2007/02/28 395号】

伊藤忠彦さん(関西アーバン銀行頭取)「心の視力」【2007/02/28 395号より】

本日の教え

銀行で働く場合でも、あるいは一般企業で働く場合でも、ほんの少しだけでも宇宙の創造主を意識したり、スピリチュアルな発想をもって当たると、大きな成果を上げることが出来ると私は考えています。

 

伊藤忠彦『宇宙が味方する経営』より

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本日の教えについて

伊藤忠彦さんは、関西アーバン銀行頭取としてご活躍。

 

1999年に住友銀行(現三井住友銀行)の常務取締役だった伊藤さんは、当時破綻寸前だった関西銀行(現関西アーバン銀行)の再建を命じられます。
そして、瞬く間に再建を果たし、2005年には東証一部上場を果たすのです。

 

昔から伊藤さんの行く部署は瞬く間に好業績になり、不思議なツキがあるともっぱらの評判だったそうで、今回の再建も、そのツキを存分に生かしたことになります。

 

伊藤さんは敬虔なクリスチャンであり、同時にスピリチュアルに関する造詣が深く、自らの経営手法を『宇宙が味方する経営』を名付けているのです。
スピリチュアルを経営に生かし、見事花開かせた良い見本なのです。

 

今回はそんな伊藤さんの人生哲学をご紹介いたします。

 

伊藤さんの哲学。それは、物事に対し、スピリチュアルな発想を持って、あたるということです。

 

普段、我々は目の前にある物質的世界に住んでいるため、どうしてもお金や名誉といったものに目がいきがちになります。

 

しかしながら、伊藤さんはそのようなことに目がいってしまうのは、まだまだ魂が成長していない証拠であり、「社会の役に立つ」という目的を持ち、物質的価値観にとらわれない心の視力を身につけるべきと述べるのです。

 

こうしたことは一見、非合理なものと思われるかもしれませんね。
ですが、伊藤さんはこのような視点は考えようにはきわめて実用的であると主張します。

 

例えば、スピリチュアルな発想を持つことで、お客様を見る目が変わってくるそうです。

 

スピリチュアルなバックボーンを持つことで、お客様がどう感じ、何を喜ぶかということが素早く察知出来るようになり、洞察力や理解力といった能力が磨かれることになるのです。

 

目先の利益ではなく、心の視力でその先の繁栄を見る。
社会の役に立ち、世界平和に貢献することを目的に働いてきた伊藤さんだからこそ、天が味方して素晴らしい成果を生んだのだと思います。

 

スピリチュアルなバックボーンを持つ人は、物質的な利益にとわれない、心の潤いがあるように感じます。

 

私達も「宇宙が味方する資質」を身につけるべく、目に見えない世界や法則を大切にする必要があるのでしょうね。

 

 

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!

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