桜井章一さん(伝説の雀士)「変化」【2007/04/01 404号】

桜井章一さん(伝説の雀士)「変化」【2007/04/01 404号より】

本日の教え

人間は自然を失った偽者になってしまったのかもしれないが、自然は本物である。

 

桜井章一『無敵の勝負論』より

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本日の教えについて

桜井章一さんは、「20年間無敗」という伝説を打ちたてた雀士です。

 

昭和30年代後半、大学在学中に麻雀を覚え、半年でフリーに。
以来、実業の世界に身を置く傍ら、プロの代打ちとして20年間一度も負けることなく引退します。

 

20年間、数々の暴力、脅しに屈せず勝ち続けた半生は伝説になっています。

 

現在は麻雀を通じて人間力を高める「雀鬼会」を主宰。
「牌の音」で、若手、後進の指導・育成に努めています。

 

麻雀で圧倒的な強さを誇った桜井さん。
運の流れや対戦相手が持つ運の強さなどを把握出来る桜井さんは運の真髄を把握している人物です。

 

今回は、そんな桜井さんの教えを一つご紹介いたします。

 

運を強くするためのコツの一つとして、「変化は起きるのが当たり前であって、それが悪い時もあればいい時もある。」ということをきちんと実感することが大切であると桜井さんは述べます。

 

そのような人は、状態が悪くツキに見放された状態でも、いずれまた自然に流れが戻ると考えられることが出来ます。
必要以上に落ち込むこともなく、さらに悪い方向に進むこともないのです。

 

実は桜井さんは自然を非常に愛する人物として知られています。
自然の中に入り、自然と一体化することで自分を鍛えてきました。

 

「変化への対応」はそんな中で生まれた桜井さんの哲学。
逆に言うと、人間がこしらえた豊かで快適な現代の文明社会は、変化への対応ができなくなった社会でもあるのです。

 

自然と触れ合うと、万物は変化し続けるものであるということがわかります。
桜の花や紅葉を愛でたり、雪を楽しんだり、また雪解けを迎え、春を楽しむことで自然の真髄を感じることが出来るのです。

 

今は、温暖化の影響で雪もあまり降らず、寒くも厳しくもない冬が続き、季節の変化に対する実感も乏しくなるばかり。
桜井さんは、このような環境の中で人間の思考もよどんでしまっていることを指摘します。

 

私の本にも書いたのですが、「運」は自然と同質で、常に変化し、流れていくものだと考えています。

 

最近はなかなか難しいかと思いますが、たくさん自然に触れ、実感することで、「運」の性質に触れることが出来るのです。

 

便利で快適な生活に慣れきっている人は、自然の美しさや厳しさに積極的に触れ合うことも大切なのかもしれません。

 

 

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!

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