藤田隆志さん（株式会社ロッキー会長）「言霊使い」【2007/05/09　416号】

藤田隆志さんは、四国・香川県下でDVDセルショップを展開する株式会社ロッキーの会長です。

藤田さんはサラリーマン生活をしていた33歳の時に独立を決意。
高松市にレンタルビデオショップ「ロッキー茜町店」をオープンする所から始まりました。

様々な苦難を乗り越え、16年後には年商46億5000万円、経常利益3億円、総店舗数35店舗の規模にまで成長しています。

2003年にレンタル部門とネットカフェ部門を株式会社ゲオに売却。
50歳で同社の会長職としてリタイアしています。この売却に伴い、2004年には、高額納税者として「九州四国地区ナンバーワン」になっています。

同年、7月よりインドネシアのバリ島を中心とした居住を開始。
現在は、3人の愛妻（！）に囲まれ、世界を気ままに旅する生活を楽しんでいらっしゃいます。

実は、藤田さんはこの「運の達人」の読者でいらっしゃり、2004年7月の号で運に関するアドバイスを頂いたことがありました。

そんな藤田さんが、この度ご自身の著書を出されたことは、きりんにとっても実に感慨深いものがあります。

今回は、「言霊」をテーマにしたお話です。

「言霊」とは文字通り、「言葉には魂が入っている」ということ。
言葉の威力については、「運の達人」読者でしたらよくご存知のことでしょう。

人は、発する言葉により、よくも悪くもなる。
この真実を頭から信じるよう、藤田さんは主張するのです。

成功した方は、プラスの言葉を発し、そのため、好循環で物事が回っています。

そして、それはたとえマイナスの出来事の場合でも徹底し、例えば、離婚をしても「卒業おめでとう！」なんて表現している程だとか。

成功者は、「決してマイナスの言葉を発してはいけない」「うっかりマイナスの言葉を発すると、その結果がどうなってしまうのか」を肝に銘じているのです。

さらに、自分の態度に加え、人の付き合いに関しても、このことを考慮に入れています。

愚痴やネガティブな発言が多い人は、マイナス思考を持っている証。
このような「マイナスの言葉使い」と付き合うと、マイナスの波動を受けてしまうことになるのです。

逆に「プラスの言葉使い」の人の特徴は俗に言う、「脳天気な人」。
何が起きても、物事を自分にとって都合のいいように考え、いつも笑顔といったような人で、こちらこそ積極的に付き合うべき人なのです。

裸一貫で会社を立ち上げ、成長させて来た藤田さんならではの開運法則。実に徹底されていらっしゃいますね。

言霊の威力を知っている人はたくさんいます。
しかし、実際に、徹底して行動に移す人こそが、真の強運者になるのだと思います。

あなたの実施度はいかがでしょうか？

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように！！！