佐田弘幸さん(瞑想家)「意識と環境」【2007/06/13 427号】

佐田弘幸さん(瞑想家)「意識と環境」【2007/06/13 427号より】

本日の教え

環境と意識はつながっている。
これをもっと身近に考えると、単純に散らかった部屋ではイライラし、イライラしている人は部屋を散らかしやすい、ということも当たっている気がします。

 

佐田弘幸『願望を必ず実現させるセルフトレーニング術』より

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本日の教えについて

佐田弘幸さんは、瞑想家として瞑想のインストラクターをしながら、執筆・創作活動を行っていらっしゃいます。

 

広告代理店に勤務中、インスピレーション開発のため瞑想を開始。
瞑想体験をとおし、シンクロニシティが起こる原因に興味を持たれ、以降は様々な工夫を行い、現代的な瞑想法の確立に向け、活動をされています。

 

今回は、「心と環境」というテーマでお話いたします。

 

皆さんは、「シンクロニシティ」という言葉を聞いたことがあるかと思います。

 

科学的な根拠や因果関係は一切ないのに、偶然にしてはあまりにも意味の深い偶然。

 

例えば、電話の発明者として知られるアレキサンダー・グラハムベルが1876年2月14日に電話の特許を申請した際、その僅か2時間後にエリシア・グレイが同様の申請をして間に合わなかったというのは有名な話です。

 

2人の図面は細部にわたり酷似し、まるで「人類史上に電話がその時期発明される」とのシナリオがどこかにあり、2人がその情報源に触れて開発したかのような現象なのです。

 

佐田さんは、この「シンクロニシティ」について、環境と我々の意識・心にも密接な関係があると述べています。

 

例えば、中国学者のリヒャルト・ウィルエルムによる「レインメーカー」の話。

 

「レインメーカー」とは、雨を降らせる仙人のことなのですが、ある村で、数週間に渡り、雨が降らない場合は、このレインメーカーを招くそうです。

 

その際、この仙人は庵の中で、延々瞑想するのですが、これはただひたすら自分の心の中を落ち着かせる瞑想で、これを続けているとしばらくして雨が降るのだそうです。

 

これは、「心と環境は、相互に影響しあっている」という原理に沿った、瞑想なのだとか。村人の意識の不調が天候にまで作用し、その不調和を仙人が調整することで、自然の摂理の調和の取れた状態に戻すことが出来るというわけです。

 

もう一つ、フロイトの弟子、ウィルヘルム・ライヒを研究対象にしている人の成果なのですが、「人間のすさんだ行動や感情表現の抑圧は、砂漠環境と密接な関係にある」という調査結果を出しています。

 

歴史的に見て、好戦的であったり、権威主義的な人々の住む地域は砂漠化する傾向にあるのです。

 

このように見ていくと、現在の環境の乱れはそのまま私達の心の乱れとつながっているような気がしますね。狭い視点で見ても、「犯罪者の部屋はとても荒れていることが多い」という話を聞きますが、これも納得できることです。

 

最近、環境問題が世界で大いにクローズアップされていますが、心の問題と置き換えれば、私達も他人事ではすまされないような気がします。

 

今こそ私達も、出来るところから環境問題に取り組む必要があるでしょうね。そして、それが私達の心の改善につながっていくのです。

 

 

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!

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