日野原重明さん(聖路加国際病院理事長)「希望と願望」【2004/03/25 42号より】

本日の教え

身のほどを知ることが、しあわせへの近道。

 

日野原重明『生きるのが楽しくなる15の習慣』より

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本日の教えについて

日野原重明さんは92歳にして現役医師でいらっしゃいます。

 

聖路加国際病院の理事長・同名誉会長を勤めるかたわら、
様々なメディアを通して、健康で長寿になる秘訣を伝えていらっしゃいます。

 

今回の教えは、そんな人生の知恵がたくさん詰まった日野原さんの幸せになる秘訣です。

 

幸せとは、心の感じ方にあるとおっしゃる日野原さん。
日野原さんは、「願望ではなく希望の中に生きよ。」とおっしゃいます。

 

希望とは、あまり多くを望まず、身のほどを知ったうえで望むもの。
ほどほどの満足を知っているので、今あるもの、あることに感謝出来る
謙虚さが生まれます。小さな希望でも十分幸せを感じることが出来るのです。

 

一方、願望は欲深で貧欲です。「子供を一流大学に入れたい。」「大金持ちに
なりたい。」等、際限のない欲は最終的にむなしい結果で終わることが多いのです。
他人や社会の責任になすりつけ、心まで貧しくなってしまいます。

 

災難や事故にあっても、財産が他人より少なくても、まずは自分の
身のほどを知ること。これが希望を手にする一歩です。

 

まずは、自分の現状を把握し、幸せを感じてみましょう。
今の自分がどれだけめぐまれているか感じられるはずです。

 

それでは、今日も一日皆さんに幸せが訪れますように!!!

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★本日の秘訣に関する本はこちらからご購入出来ます★

生きるのが楽しくなる15の習慣 (講談社プラスアルファ文庫)

680円

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