竹村健一さん(評論家)「自然の摂理」【2007/06/24 430号より】
本日の教え
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本日の教えについて
竹村健一さんは政治評論家としてご活躍。
日曜朝のテレビ番組『報道2001』でもコメンテイターとして登場されています。
「英文毎日」の記者として活躍後は、山陽特殊鋼調査部長、追手門学院大学英文科助教授、拓殖大学客員教授などを経て現職に。
様々なジャンルの著書を生み出し、数多くの大物政治家に慕われている竹村さんは、日本でもなかなか稀有な存在であるといえるでしょう。
ちなみにニューヨーク5番街のとあるビルには竹村さんの肖像がビルの壁画に書かれています。アデランスのCMで使用されたのが現在もそのまま残ってしまっているそうで、面白いですね。
さて、竹村さんはご自身で「自分はとても運に恵まれて来た」と述べています。
「私ほど運のいい人間はいないのではないか」と感じてしまうほどだとか。
竹村さんの著書『運の強い人間になる法則』では、運をテーマにご自身の様々な開運方法が書かれています。
今回はその中から松下幸之助にまつわるお話をいたします。
前回のメルマガでも書かせていただきましたが、松下幸之助さんはご自身でも認める強運の持ち主で、竹村さんが成功の秘訣を聞いた時も、「あらかた運ですな」と答えたそうです。
元々は松下幸之助さんが若いころ、2度命拾いを経験し、深く感謝の念を持ったことが多くの運を引き寄せることになったのではないかと竹村さんは推測しています。
そんな松下幸之助さんの哲学。
それは、名言にもなっている「雨が降れば傘をさす」です。
松下幸之助さんの著書『松下幸之助発想の軌跡』には、下記のような文章が書かれています。
「われわれが生きているこの宇宙は、一定の法則によって働いております。その法則は、真理ということばにおきかえることができると思いますが、われわれ人間はもとより、この宇宙の森羅万象、万物ことごとく、その法則、真理によって生かされているというわけです」
まさに松下幸之助さんはこの真理に沿って、生きてきたと言えるのでしょう。
竹村さんはそのことを語るエピソードの一つとして、昭和20年の松下幸之助さんの行動を挙げています。
日本が敗戦を向かえ、松下電器はGHQにより財閥追放の指定を受け、2億円を超える借金を抱え、半数以上の工場が休止に追い込まれるという、絶体絶命の窮地に追い込まれた年でした。
しかしながら、注目すべきは、同年、松下幸之助さんは“繁栄によって平和と幸福を”をモットーとするPHP研究所を立ち上げているのです。
一銭でも多く儲けなければならないときに、一銭のトクにもならないPHP運動に邁進する。
これこそが「自然の摂理に従う」松下幸之助さんの真髄であると竹村さんは語られいます。
これは凄いエピソードだと思います。
宇宙の真理を知り尽くしているからこそ、このような行動が取れ、見事、稀有な企業としてその後の発展が可能になったのでしょう。
私達も目の前の事象にとらわれすぎず、常に「自然の摂理」というものを意識していきたいものですね。
それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!
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