ボブ・プロクターさん（作家）「創造のプロセス」【2007/07/25　439号】

ボブ・プロクターさんは、成功哲学の指導者として、30年以上にわたり世界の多くの人々の指導を行っています。

プルデンシャルやマレーシア航空、メトロポリタン生命保険といった企業をクライアントに持ち、独自で開発したワークショッププログラムは、世界で注目されることとなっています。

今回は「目に見えないもの」というテーマで紹介いたします。

潜在意識を活用する時に最も大切なポイント。

それは

すべてのことは、それが物理的に現実のものとなる前に、頭の中でイメージができている（現実になっている）

ということ。

そして、ボブ・プロクターさんは、目で認識できること以上のものが自分の内側に秘められている事実を語ります。

私達は自分が同時に3つの存在としてなりたっています。
それは、

１．思考の世界＝精神界（高いポテンシャルを持つ）
２．概念の世界＝知性界（中程度のポテンシャルを持つ）
３．結果の世界＝物質界（低いポテンシャルを持つ）

であり、精神としての自分、知性としての自分、肉体としての自分になります。

そして、物事を実現する時、大事なことは、ポテンシャルの高いものから低いものへと移行させることなのです。

思考（精神）→概念（知性）→結果（物質）

しかしながら、ボブ・プロクターさんは、多くの人は誤ったパターンを踏んでしまっていると述べています。

結果（物質）→思考（精神）→概念（知性）

つまり、今現在起きているあなたの現実に合わせ、思考が働いてしまい、望んでいないことが今後も繰り返し現実として起こるのです。
例えば、今お金がないという現実に合わせ、いつまで経っても同じ状態のままというわけです。

この「創造のプロセス」を真に理解すれば、今、起こっている状況・結果に自分の思考を従属させるのではなく、自ら思考を選択して概念を形成することがいかに大切かがわかるでしょう。

現実に巻き込まれ、希望を捨てるのではなく、希望を持って、現実にぶつかっていく。

様々な事件が起こり、難しい今の時代こそ、希望を持ち、立ち向かっていくことが大事なのだと思います。
あなたの希望を是非、大切にしてくださいね。

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように！！！