市川善彦さん(日本ガードサービス創業者)「「不幸せ」の原因」【2008/02/17 569号】

市川善彦さん(日本ガードサービス創業者)「「不幸せ」の原因」【2008/02/17 569号より】

本日の教え

「不幸せ」の原因は、自分自身の間違った「思考」にあることに気づかなければなりません。

 

そして「幸せ」なときは、「驕れるもの久しからず」平家物語の一節を噛み締めて、今を生きなければならないのではないでしょうか?

 

市川善彦『幸せになる法則』より

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本日の教えについて

市川善彦さんは九州にある警備保障会社「日本ガードサービス株式会社」の代表取締役でいらっしゃいます。

 

24歳の時に起業を行い、その後30年間以上も無借金の超優良企業に。
こう聞くと、順風満帆のように聞こえますが、その生い立ちは壮絶。まさに「苦労人」と言えます。

 

11歳の時に父の経営していた企業が倒産。さらに父は愛人を連れて夜逃げし、母と2人きりの生活が始まります。さらには高校生の時に母が過労で倒れ、帰らぬ人に。天涯孤独の身となるのです。

 

この時、市川さんは「22歳で社長になる」という誓いを立て、高校を中退し、上京を果たすのです。以後、起業し、社長になるまでは悪質業者に騙されたり、自衛隊に入隊したりと様々な苦渋を味わっています。

 

現在、市川さんは自らの経験から得た、「幸せになる法則」を伝えるために、年間130回ほど講演活動を行っています。全国にファンの多い社長さんです。

 

様々な苦労を経て成功された市川さんだけあって、「幸せ」に関する見解はしっかりとした信念をお持ちです。
今回は、「幸せ」を得るためのノウハウをお伝えいたしましょう。

 

市川さんは人として「反省」「感謝」「報恩」の「心」が大切であると述べていらっしゃいます。

 

そして、人が「順風」の時に「世のなか」や「触れ合う人々」にいつの間にか感謝の心を忘れ、知らず知らずのうちに「増長」してしまうこと程、恐ろしいものはないと語るのです。

 

市川さんはここで、一時代を築いたある大手スーパーの経営者のエピソードを紹介しています。当初は謙虚だったその経営者はいつの間にかその謙虚な心を忘れ、わがままになり衰退に向かって行く。。

 

せっかくつかんだ「幸せ」はこうしてもろくも崩れてしまうというわけです。

 

人はうまく行ったとき、ついつい苦労していた時代の謙虚さや思いやりの心を失いがちになります。それが人間の弱さというものでしょう。

 

このような状態になった時、その「幸せ」は見事にその人の手元から離れていってしまうようです。

 

過去のニュースを見ても、それこそカリスマ的に人気のあった人物がいつの間にか増長し、またたくまに転落していくというケースは実にたくさんありましたね。

 

自分の調子如何に関わらず、人として大切な「反省」「感謝」「報恩」の「心」を意識しておく。

 

これが「幸せ」を持続させるコツのようです。

 

 

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!

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