喜多川泰さん(塾経営者)「2つのリスト」【2008/06/01 590号】

喜多川泰さん(塾経営者)「2つのリスト」【2008/06/01 590号より】

本日の教え

そして、今日私が書いた二枚目のライフリストは、それを実現するための具体的行動のリスト。

 

つまり、そこに書いてある内容を実行すれば、夢はかなうという行動リストだったというわけ。

 

喜多川泰『君と会えたから……』より

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本日の教えについて

喜多川泰さんは大学卒業後、塾を経営。
高校生を中心に英語を教える一方で、授業に取り入れるべく自己啓発の研究を続けました。

 

後、「ひとりでも多くの若者に素晴らしい人生を送ってもらうためにできることはないか」という想いのもと、『賢者の石』『君と会えたから……』
という2冊を上梓されていらっしゃいます。

 

さて、今回ご紹介する著書『君と会えたから……』は、ご自身の体験をベースにしたファンタジー小説仕立てで展開されています。

 

将来に対し不安を感じている17歳のヨウスケが一人の女性ハルカと出会うところから始まるストーリー。読んでいくと、私たちが忘れがちになっていたみずみずしい感受性が蘇ることを実感することでしょう。

 

そして、この本を読み終えた後あなたの心にはこのストーリーが強く残り、大切な宝物として存在することと思います。
大きく心を揺さぶられるなんとも素晴らしい本なのです。

 

さて、今回はこの本から「夢の実現」というテーマでお伝えいたします。

 

将来に悩みを持つヨウスケに対し、ハルカが出した提案。
それは、「自分のやりたいことを60項目書き出す」ということでした。
そして、これをライフリストと呼ぶのです。

 

・高級車に乗る
・会社で出世する
・世界一周をする などなど

 

皆さんは、「願望を紙に書くとそれが実現する」という話を聞いたことがあると思います。しかしながら、実際に実現したかどうかは皆さんも判断の迷うところではないでしょうか?

 

ハルカはこの事実に対し、「これらの夢を実現するには2枚目のライフリストが必要になる」と述べるのです。

 

2枚目のライフリスト。それは、

 

自分の人生の中で他の人に対し、今すぐにでもやってあげたいこと

 

なのです。

 

・親孝行する
・玄関をキレイにする
・友人に笑顔で答えてあげる などなど

 

そして、実際に行動するのは2枚目のライフリスト。
2枚目のライフリストに注力することで、1枚目の内容を同時に達成することが可能なるという内容なのです。

 

この2枚は、「GIVEのリスト」と「TAKEのリスト」とそれぞれ言うことが出来ます。

 

そして、これは表裏一体となり、「相手に与える」ことが「自分が得る」ことにつながっていくということなのです。

 

これは、運が持つ「徳」の力を見事に表現している教えだと思います。
「夢は実現する」とはいえ、エゴから生まれた行動は決して幸せに結びつくことはありません。

 

実現の鍵。それは、「人に与えること」にあるのです。

 

今一度、私たちは周囲に対して「与える」行動を取っているか振り返ってみる必要がありそうです。
2枚のライフリスト。皆さんも一度作ってみてはいかがでしょうか?

 

 

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!

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君と会えたから・・・

1469円

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