北山耕平さん(作家)「生きるということ」【2008/06/08 592号】

北山耕平さん(作家)「生きるということ」【2008/06/08 592号より】

本日の教え

生きるとは生かされること

 

北山耕平『自然のレッスン』より

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本日の教えについて

北山耕平さんはネイティブ・アメリカンの精神を日本の次世代に伝えるべく、様々なワークを行っていらっしゃいます。

 

まだロック・マガジンだった頃の雑誌『宝島』の編集長を務めた後、『ポパイ』の創刊に参加。

 

後に渡米し、そこでネイティブ・アメリカンの教えに触れることに。
先住民族文化の研究家であり、新しい生き方の探求者として、ネイティブ・アメリカンの哲学をテーマにした様々な著書を出されています。

 

現在は、新しい世代のための知恵を伝えるための伝統的な物語や童話の発掘も精力的に行っています。

 

さて、以前お伝えしたかと思うのですが、06-07年の年越しは、きりんは世界屈指のパワースポットであるセドナという小さな町で過ごしました。

 

セドナはネイティブ・アメリカンの聖地として知られ、ネイティブ・アメリカンの祖先の家でその教えを受けるという経験をしました。
自然と共に生活するというその哲学は、きりんにとって大きな影響を受けたのです。

 

今回はそんなネイティブ・アメリカンの哲学をお伝えしたいと思います。

 

北山さんは、『生きるとは生かされること』という題名で下記のような詩を綴っています。

 

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生きるとは環境のすべてをからだにとりいれること。

 

水と土と日光と空気と食物のありがたさに気づくこと。

 

科学で自然をつくるでしょうか。

 

生きるとはただ自然に生かされているだけのこと。

 

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都会で生活することが多い私たちは、自然に対する感謝の念を忘れがちになっているような気がします。

 

小さな人間関係やささいなストレスで不平・不満をついつい発しがちですが、そもそも水や空気に恵まれ日々生きていくことの出来る自然のありがたみに対し、全く意識が向いてないのではないでしょうか?

 

コンクリートに囲まれた現代の私たちに対し、常に自然と隣り合わせに生きてきたネイティブ・アメリカンは、「自分たちは自然に生かされているだけである」ということを痛切に感じ取れたのでしょう。

 

だからこそ謙虚に、自然に対する尊敬の念を何世代にも渡って、哲学として語り継いでいるのだと思うのです。

 

日々の雑事に対する不平を言う前に、「私たちは生かされている」という意識を強く持つべきでしょう。
そうなればどんなことに対しても感謝の想いが生まれるはず。

 

きりんは月に1回はどっぷりと自然に触れられる旅行を続けていますが、もっともっと自然に接する機会をふやすべきなのかもしれません。

 

「生きる」こと自体の素晴らしさに、幸せを感じることが出来た時、世の中はますますハッピーになるでしょうね。

 

 

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!

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