ボブ・プロクターさん(作家)「紙一重」【2008/06/28 597号より】
本日の教え
あなたに成功をもたらす鍵は、あなた自身の「忍耐力」です。
何かをはじめて、困難にぶつかったときには、忍耐強くあきらめずに乗り切ること、それが紙一重の差となります。
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本日の教えについて
ボブ・プロクターさんは、アメリカでは自己啓発の大御所として知られている人物。世界的ベストセラーになった『ザ・シークレット』にも登場しています。
プルデンシャル、マレージア航空、メロロポリタン生命保険など有数の企業をクライアントに持ち、自己啓発の指導を実施。
また、独自のワークショッププログラムを開発し、世界各地でも指導。
長年にわたり世界的なベストセラーになっている著書も出されています。
さて今回は、「失敗と成功を分け隔てる紙一重の差」というテーマです。
ボブ・プロクターさんは、人というものは与えられているもの、備わっているものすべてが同等であると伝えています。
つまり人の能力自体に飛びぬけて大きな差は生まれていないというわけです。
それでは、夢を追い成功した人物とそうでない人物が生まれる差は一体どこにあるのでしょうか?
そこで鍵となるのが、「忍耐力」という資質なのです。
ボブ・プロクターさんは、かの有名な成功哲学者ナポレオン・ヒルのこんな文章を引用しています。
・忍耐力という言葉には、いささかも英雄的な響きはない。
しかしこの地味な言葉には、私たちにとって炭素が鉄鋼の価値を決定するのと同じ価値が含まれている。
・私はエジソン、フォードの二人について、長年にわたって研究する機会に恵まれた。(中略)だからこそ断言できるわけだが、二人にあの恐るべき偉業を成し遂げさせたもっとも大きな要素は、忍耐力以外のなにものでもなかったのである
成功者の特徴として、知能指数という観点から言えば、むしろ一般の人より劣っているケースの方が多いそうで、彼らを他の人たちと異なる存在にしたのは、「忍耐力」が決定的な要素だったのです。
そういえば、前回ご紹介した楽天イーグルスの野村克也監督は、選手時代1年目にクビを伝えられていた程の選手でした。戦後初の三冠王にまでなったその裏には、不断の努力を続けた忍耐力があったのでしょう。
周囲の人々を見廻して見ても、現在活き活きと活躍している人は、能力というよりも「忍耐力」で目の前の事をコツコツと続けている成果であるように思います。
あなたの夢のため、幸せのために、「忍耐力」を育て、果敢にチャレンジしてみてくださいね。
その心意気は必ずや花を咲かせることでしょう。
それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!
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