松井秀喜さん(メジャーリーガー)「大局感」【2008/08/06 609号より】

本日の教え

思い通りに事が進まないと、ガッカリします。イライラします。
落ち込んでしまうこともあります。

 

しかし、何が幸いで何が災いか、そう簡単には分かりません。

 

松井秀喜『不動心』より

スポンサーリンク

本日の教えについて

松井秀喜さんは言わずと知れたニューヨークヤンキースのメジャーリーガーです。

 

今は甲子園の真っ最中ですが、高校時代は「4打席連続敬遠」が話題になる程の逸材。その後長嶋元監督がクジを引き当て巨人へ。
見事な成長を遂げるのです。

 

ヤンキースに入ってから本拠地での開幕戦では満塁本塁打を放つなど実力もさることながらその強運ぶりにも目をみはるものがあります。

 

さて、06年の5月松井選手は左手首を骨折。連続試合出場記録が1768で途切れ、長いリハビリ生活を余議なくされたことは皆さんの記憶にも新しいことでしょう。

 

その時の体験を綴った松井選手の著書『不動心』より、今回の教えをご紹介いたしましょう。

 

松井選手が心の支えとしている言葉。それは、

 

人間万事塞翁が馬

 

という故事です。

 

これは、松井選手の父がよく伝えている言葉なのだそうですが、福と思われる出来事が災いを呼び、災いと思われる出来事が福を呼ぶこともあるという意味なのです。

 

松井選手が骨折でリハビリを受けていた時、この言葉が常に頭にあったそうです。

 

松井選手の左手首は、医学上は完治しても、野球選手として元通りにはならない。しかし、元に戻らないならばトレーニングや打撃フォームを工夫して進化させることが出来ます。

 

いつか「骨折してよかった」と言える日を思い描いて、頑張ることが出来ます。決して絶望する必要はないのです。

 

実際、何が福になるかわからないという経験を皆さんはお持ちではないでしょうか?

 

例えば、希望の大学に落ち、仕方なく行った大学では素晴らしい生活を過ごせたとか、入院をきっかけに新しい道が開けたとか。

 

「人間万事塞翁が馬」という故事を意識すれば、目の前の一時的な不幸に対しても前向きに取り組むことが出来ます。
そしてそれは、新たな福を呼び込むきっかけへとつながるでしょう。

 

どんな現象も幸せに転化出来る厚みを持たせたいものですね。

 

 

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!

スポンサーリンク

★本日の秘訣に関する本はこちらからご購入出来ます★

不動心 (新潮新書)

734円

あわせて読みたい記事
再編集「運の達人1000人に学ぶ今日の秘訣」
再編集「運の達人1」〜総合運向上編〜

あおぞらきりんが「お金の仕組み」を学んだ講座


【無料講座開校中!】本当の「お金」の付き合い方を知っていますか?
ファイナンシャルアカデミーでは東京・大阪・京都・愛知で「お金の教養講座」を定期的に無料で開催中。毎年1000人が受講している人気講座となっています。「お金と経済のルール」を学び、効率的な自己投資方法を身につけたい方は是非受講してみてください。

「お金」の概念を正してくれる「10の教養」と「10の仕組み」を教えてくれます。この法則を頭に入れておくと「お金持ち脳」が出来上がりますよ。【あおぞらきりん】