浅見帆帆子さん（エッセイスト）「これからの時代」【2008/08/24　616号】

浅見帆帆子さんはエッセイストとしてご活躍。
「幸せになる方法」をテーマに多くのベストセラーを生み出していらっしゃいます。

大学卒業後、ロンドンへ留学。
インテリアのソフトな部分をデザイン、製作するイギリスの伝統的な技術、「ソフトファニッシング」を学びます。

帰国後、エッセイストとして執筆活動をスタート。
2002年に、留学中の体験を綴った『ロンドンの勉強』を出版してデビュー。

以降、『あなたは絶対！運がいい』、『わかった！運がよくなるコツ』など、現在までに執筆した書籍は20冊以上、その合計累計部数は200万部を越えています。

読者層は老若男女、主婦から経営者まで、幅広い世代の支持を受け、人材教育として取り入れている会社や学校も多いそうです。

さて、今回は「世界」をテーマにお伝えいたしましょう。

現在世界レベルで様々な課題が生まれています。
環境問題や原油高、人口爆発に紛争、天変地異などなど。

このような問題に対し、浅見さんは「もう地球が人間の欲についてこられなくなっている、このままだと地球は滅びる、という警告を出している」と語っています。

現在起きている様々な問題は天からのメッセージであり、「もう充分なのに、それに満足できずにもっと先を求めている人間の我欲の波動が、戦争や天変地異を引き起こしている」と主張しているのです。

「現在の状況よりさらに抜きん出たい」と思う物質欲や支配欲が存在し、幸せのためと信じて突き進んでいても、その裏にはたくさんの犠牲があるもの。これでは世界は良くなることはないのです。

では、どうすれば良いのか？

これからの時代は、物質的には「もうたくさんあるからありがとう」という時代。
「まわりにあることを素直に受け入れて満足する幸せ」に気づかない限り、また同じようなことが繰り返されてしまうと浅見さんは伝えています。

わたしたちひとりひとりが感謝の思いを投げかければ、その波動は自分のまわりのもの、さらには世界や地球にも影響を与えます。
そのため、私たちはどこからでも世界平和に参加が可能になります。

以前、私がアメリカで出会ったネイティブアメリカンの子孫は私たちのエネルギーの恵みである太陽や動植物に対し、「感謝の祈り」を行う習慣を持っていました。

結果が全てで常に上を目指していくドラスティックな資本主義社会とは真逆の立場ですね。

そして、今こそ私たち一人一人の意識を見直し、「満ち足りて感謝する」気持を大切にしていかなければいけないような気がします。

環境問題もまったなしの状況です。
一人一人の意識で世界を変えていく必要がせまられているのです。

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように！！！