中井俊已さん（作家）「最高のひまつぶし」【2008/10/19　636号】

中井俊已さんは長崎市で小中学校の教諭として勤務した後、2005年より作家に。『ラッキー!』『元気がでる魔法の口ぐせ』など多数のベストセラーを出されています。

また、ご自身は敬虔なクリスチャンでもあり、マザー・テレサにまつわる著書なども発表。中井さんが伝える教えはとても温かみのあるものばかりなのです。

さて、このたび中井さんが新作『奇跡を呼ぶ天使の贈り物』を上梓されました。

これはどこにでもいそうなＯＬが主人公のストーリー仕立て。
付き合っていた恋人にふられ、心が傷付いた時に天使のミーちゃんと出会う。
そして、ミーちゃんにはある秘密があり。。というとても興味深い物語です。

ストーリーの中で語られる数々の教え。
今回はその中の一つをご紹介いたしましましょう。

テーマは「最高のひまつぶし」。

物語の中で、ミーちゃんは次のように語りかけます。

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自分の能力や時間を人のために使うのは価値があることなんだ。
その人がどうすれば喜んでくれるか、どうすれば楽しんでくれるか考えて、
自分のできることをしてあげるんだ。

愛のために時間を使うのは最高に価値があることなんだよ。

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効率が重視される現代において、人のために時間を労力をさくということは、一見無駄に見えるかもしれません。

しかしながら、だからこそその価値は最高に尊いものであると中井さんは訴えているのです。

かのマザーテレサも思えば、自分ではなく他人のために身も心も捧げた人物。

私たちはなかなか彼女のような境地には至りませんが、日常の中で少しでも他人のために行動できる時間を確保したいものです。

その行動はあなたを輝かせ、幸運へと導いていくことになるでしょうね。

人の幸せのために行動する。
あなたの運を高めるための秘訣の一つです。

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように！！！