マダム・ホーさん（風水師）「８０％」【2008/12/28　658号】

マダム・ホーさんは、風水師としてご活躍。

大阪生まれのマダム・ホーさんは、神戸のインターナショナルスクールを経て、心と体のリハビリと行動科学を学ぶため単身渡米。
ＵＳＣとＵＣＬＡ両大学院を卒業します。

のち、華僑との婚約がきっかけとなり、投資と風水学の研究を開始。
20代で不動産投資によりミリオネアに。
また、Aクラスの同時通訳者としても、VIPと常に仕事を行っています。

華僑富豪やユダヤ人大富豪から直接学んだ「真の豊かさ」や「愛情」、「健康」と「お金」のバランスが取れたライフスタイルを提唱するために日本で活動を開始。現在は、雑誌・TV・ラジオなどで活躍しています。

さて、みなさんは「パレートの法則」という法則をご存じでしょうか？

これは、100年ほど前、イタリアにいたパレートという経済学者が発見し、「80対20の法則」とも呼ばれ広く知られているものです。

この法則は、私たちは自分の貴重なエネルギーの80％を無駄に使い、わずか20％の時間とエネルギーしか肝心な事柄に使っていないというもの。

会社では20％の従業員が80％の業績をあげ、学校ではクラスの20％の生徒が学校問題の80％を引き起こす。そして、人口の20％の人間が富の80％を所有するといった事例が挙げられます。

この法則は日常生活に照らし合わせてもあてはまる可能性があるとマダム・ホーさんは伝えています。

・大切なお金の80％を無駄に使い、自分の将来への投資には20％しか使っていないのではないか？

・部屋の中にある物の80％はガラクタに等しい浪費の産物で、20％が本当に重要なのかもしれない。

一方で、世界のできる男や富める男達は、有意義に使う時間やお金の割合をできるだけ多くするようにしているとマダム・ホーさんは指摘しています。

しかしながら、これらを100％完璧にしようとすると出来ずに挫折してしまいます。

そこで、「パレートの法則」を逆手にとり、「80％善い行いをしたら、OK」というスタンスをとってみるのです。

・いつも、背中を丸めて眉間にしわを寄せて歩く人であれば、背中を丸めてもOKだから、ニコニコする。

・完璧な企画書を期日に提出しようとせずに、とりあえず8割がた完成した企画案を2つ、提出する。

などなど、完璧を目指すことなく取り組むことで、負担を減らしながらすすめることが出来るのです。

これを続けていけば、有益に物事をすすめることが出来、幸せを手繰りよせることが可能になります。

「80対20の法則」でさっそく身の回りをチェックしてみませんか？

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように！！！