苫米地英人さん(脳機能学者)「真の自由意思」【2009/01/31 660号】

苫米地英人さん(脳機能学者)「真の自由意思」【2009/01/31 660号より】

本日の教え

私は、幸せとは、本当の意味での「自由意思の獲得」だと考えています。

 

苫米地英人『努力はいらない!「夢」実現脳の作り方』より

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本日の教えについて

苫米地英人さんは脳機能学者としてご活躍。
また、アメリカの名門大学、カーネギーメロン大学の博士でもいらっしゃいます。

 

日本有数の天才と称されている苫米地さん。
その経歴は実に華やかです。

 

三菱地所へ入社後、アメリカのイエール大学大学院に留学、その後カーネギーメロン大学へ転入されます。そこで、世界で最初の音声通訳システムを開発。
CNNなどで取り上げられました。

 

三菱地所時代は89年のロックフェラー買収に関わったり、また脱洗脳のエキスパートとしてオウム事件の捜査に貢献するなど、まさに八面六臂の活躍をされている人物です。

 

さて、今回紹介する著書は、苫米地さんが能力開発の世界的権威であるルー・タイス氏とともに開発した能力プログラムのメソッドの紹介がベースになっています。

 

仏教徒でもある苫米地さんの哲学も織り交ぜたその内容は今までの能力開発とは一線を画すものとなっています。

 

今回はその中から「夢の設定」についてご紹介いたしましょう。

 

年も明け、皆さんは「新年の抱負」を固めていることでしょう。
そして、苫米地さんは「夢の設定」について、抽象度を高めることの大切さを主張されています。

 

「抽象度を高める」とはどのようなことか?
それは、夢の設定を目先の利益ではなく、空間や時間を無限に広がる宇宙にまで高めていくのです。

 

例えば、「年収を1000万円にする」というような目先の目標ではなく、「自分の子供を愛しいと思うのと同じ臨場感で、世界中の子供達や生きるものすべてを愛しいと思う」レベルにまで持っていく。

 

苫米地さんは、「年収を1000万円にする」というような目標は、他人や社会の思惑によって、そうした欲求をもつように仕向けられている可能性が高いと語られ、それを「奴隷の幸せ」と呼んでいます。

 

脱洗脳のエキスパートだからこその指摘なのですが、「幸せ」とは本来、その本人にとって、どのように感じられているかという個人的なものであり、相対的なものではないと述べているのです。

 

抽象度を高くして、世間が作りあげた概念にとらわれない自分なりの夢を持ち、それに沿って行動する。

 

これこそが、真の「幸せ」に向けての道筋であるようです。

 

「夢の抽象度を上げる」ということは、以前お伝えした一条さんの「志を持つ」ということと同じ意味かもしれませんね。

 

時間や空間を広げた視野での夢を持っていれば、自己の利益だけを考えた不正などは起こることはないでしょう。

 

今、皆さんが持たれている夢は、何者にも左右されない夢かどうか今一度確認する必要があるのかもしれません。

 

自分だけが判断する「真の幸せ」につながる夢を持ちたいものですね。

 

 

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように!!!

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