「羊をめぐる冒険」村上春樹著【2014年3月23日】

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私には何度も繰り返し読む本があり、それは村上春樹と司馬遼太郎の本です。
この2人の小説は高校生の時から節目節目に何度も同じ本を読んでいます。
司馬遼太郎は日本人としての心に訴えかけてくる一方、村上春樹はグローバルに人気があり、海外の本屋に行くとその人気の高さが伺えます。

 

「羊をめぐる冒険」も久しぶりに読んでみたのですが、「やっぱり村上春樹の本だな」と感じられる他の物語でも共通するシーンが多く出てきます。
この本は村上春樹の初の本格的な長編小説なのですが、最新作の物語と比べても一貫して同じテーマを書き続けているというのがわかります。

 

村上春樹の本を読むと自分の内部にどんどん入り込み自分と対話している印象を受けます。村上春樹自身も物語を書くときは自分の心の中の井戸を掘るように、先の展開を手探りで探しながら書き進めるとのことなので、それが要因なのかもしれません。そして、様々な国に支持されていることを考えると、これは国境を超え、普遍性を持った「感じ方」のようです。

 

好き嫌いがかなりはっきりする作家でこれもまたユニークですが、まだ一度も読まれていない方はいちど触れてみる価値が十分あります。

 

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★今回ご紹介した本はこちらからご購入出来ます★

羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)

500円

 

羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)

500円

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