植西聰さん（心理カウンセラー）「「今」を生きる」【2009/06/21　685号】

植西聰さんは、作家・心理カウンセラーとしてご活躍。

大学卒業後、資生堂に勤務した後、1982年にウィーグル研究所を設立。
「心理学」「成功哲学」などの研究に従事します。

86年より、長年の研究を体系化した「成心学」理論を確立し、著述活動を開始。
『好きな人に愛されるノート』、『純愛レッスン』等現在までに何と110冊以上著書を出されています。01年には「心理学博士」の名誉称号も授受されました。

たくさんの著書を出される植西さん。
今回は、最新刊『すぐできる!運がよくなる方法』から運気向上の秘訣を一つお伝えいたしましょう。

運がよい人の特徴の一つとして、「今を最高に楽しめる人」と植西さんは伝えています。

ここでは登山を例に挙げてみましょう。

山へ登るとき、多くの人は「登山は苦しいけれど、山の頂上へ登ったときの快感はすばらしい。だから山へ登るのだ」と言います。

しかし、運をあげるには、登っている最中も楽しくなくてはいけません。

咲いている花を見て「美しい!」と感動したり、鳥や昆虫の鳴き声を聞いてすがすがしい気分になったり、友人と一緒に楽しく会話しながら歩いたりして、「今」を楽しむことが大事なのです。

何か目的があり、その目的を達成するために苦痛を感じていると、一生ネガティブな人生を送ることにもなりかねないと植西さんは伝えます。

大切なのはどんな状況でも、今このときを楽しむこと。
今を楽しむことで、心がプラスになり運もよくなる流れが生まれるのです。

日々を楽しみながら生きる。
そんな人物になりたいものですね。

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように！！！