斎藤一人さん（日本一の大金持ち）「不完璧」【2010/05/15　701号】

斎藤一人さんは「銀座まるかん」の創業者。
長者番付を公開していた時には、10位以内に11年連続で入っていた記録がある、日本一の大金持ちです。

一人さんの特徴はビジネスセンスというよりは、その独特の哲学が成功要因になっているところ。考え方により豊かさを生み出している点になります。

『変な人が書いた成功法則』は一人さんが初めて書いた著書ですが、一番その哲学がまとまっていると感じています。今回はその中の教えの一つをご紹介いたしましょう。

豊かさを育てるコツ。それは、今、この時点で「完璧だ」「豊かだ」と思うこと。
決して、「不完璧だ」と思わないことです。

「私は幸せだ。住む家もあるし、食べるものもある。私は今四畳半の生活をしているけれど、エチオピアでは食べるものがなくて困っている人がたくさんいる。それと比べたら私はなんて幸せなんだろう」と、今のあるがままを感謝するのです。

一方、あれもこれも欲しがっているうちは、心が貧しい証拠なのだそうです。
この貧しい波動をそのまま育てていくと、大変なことになってしまいます。

一人さんは、さらに豊かさを育てる最初の一歩として、「困ったことは起こらない」という考え方を身につけるということが大切であると述べています。

そして、この考え方が出来るようになると、今度は神様がどのくらい心が豊かになったかテストをするそうですよ。

あなたの周りに何かに成功した人が現れます。そのとき、あなたはその人たちに対して、「よかったね」といえれば合格。そして、次のテストへ向かうそうです。

ポイントは、現状の環境に「感謝」すること。
そして、どんな時も「困ったことは起こらない」というスタンスを保つことでしょう。

皆さんは豊かな心を持たれておりますでしょうか？

それでは、今週も皆さんに幸せが訪れますように！！！