運命を分ける「人間力」【2014年4月13日】

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先日、「笑っていいとも!」が遂に32年の歴史に幕を降ろしました。ニュースによるとタモリさんの最終登板日には新宿アルタ前に実に1万人もの人々が駆けつけ、
感謝の気持ちを伝えたそうです。また、タモリさんを慕う芸能人も数多く、打ち上げは2日連続で行われたとか。タモリさんがいかに大勢の人から愛されているのかがよく
わかるエピソードです。

 

一方で些細な事がきっかけになり、世間から大きな反感を買い、出演番組が一挙に降板に追い込まれた…なんていう芸能人の方もいましたね。

 

SNSなどのインターネットツールが発展した今の時代、愛される人々とバッシングを受ける人々との格差がさらに大きくなってきているような気がします。良くも悪くも
個人の行動情報や考え方がよりオープンになり、その人物の人間性がよりさらされやすくなっているというのも要因でしょう。

 

このような中で「人間力」の差こそが運勢を大きく分ける重要なファクターの一つとなりうる時代になっています。

 

この「人間力」は、もちろん生まれ持った資質や教育環境に負うことが大きいかもしれませんが、今後の努力でも身につけることが出来ると考えます。

 

では、「人間力」を高めて愛される人物になるにはどうすればよいのか?
その手段の一つとしてお勧めしたいのが中国古典を読み、「人間の根本原則」について学ぶことです。

 

例えば、明治の時代に株式組織による会社の創設・育成に力を入れ、生涯に約500の企業や、約600の社会公共事業に関わり尽力したとされる実業家、渋沢栄一は、「論語」をなめるように読みそのエキスを日常生活や仕事に取り入れて成功したとされています。

 

最近では、瀕死の状態だったJALを再建させた稲盛和夫氏の経営哲学の根本には「論語」の哲学があるといわれています。

 

私も節目節目に「論語」を中心とした中国古典を読んでいますが、読むたびに人としての原点に戻れる気がします。2000年以上前の書物なのに現代人でもその内容が理解できるというのはすごいですね。「論語」を読み込み、普段の生活の判断材料とすることで正しい選択が出来るという感覚があります。

 

生きていくには人々との関わりは欠かせないものであり、「人間」を良く知り、周囲に良い影響を与え続けていく人物こそが運を掴める存在となるでしょう。

 

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「中国古典は少し難しそう」と思う方もいるかと思いますが、初心者向けで
解説付きのある本もあるので是非、人生で一度は読んでみてくださいね。
むしろ、まだ全く読んだことのない人にこそ読んで頂きたいです。

 

※参考までに。私がよく読んでいる本です。老子,荘子,孫子,韓非子,論語,孟子,
 荀子,菜根譚,しん吟語,戦国策,史記,三国志の12冊の主要な教えが網羅されて
 おり、入門書としては最適です。

 

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