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以前、当メルマガでメジャーリーガーのイチロー選手が九星気学の実践者である可能性が高いとお伝えしましたが、その他の点でも彼の行動には実に多くの学ぶべきポイントがあります。

今シーズン、イチローはヤンキースの大型補強のあおりをうけ、控え選手として開幕を迎えました。彼の実力からするとレギュラー出場の資格が十分あるので、本人もさぞかし辛い想いをしているかと思いきや、彼のコメントを見るとその状況を楽しんでいるふしさえあります。

実際、開幕して間もない頃に下記の発言をしています。

「僕が毎日やっていくことに変わりはない。ゲームに対しての準備というのは何ら変わりない。とにかく、それを重ねていくだけ。それをどこかで切らしてしまえば、本当に切れてしまう可能性がある。そこは大事にしたい。それをしない僕は、僕ではないですから」

イチローといえば、ゲームまでの一連のルーティンをとても大切にする選手として有名です。一時期はそれこそ、試合前に食べる物まで「カレーライス」と指定している状況でした。そして、この一連の準備行動を控え選手という立場になっても毎日続けているわけです。試合に出られない可能性さえあるのに、、。

しかしながら、こんな状況下でもイチローは絶好調。打率は現時点で355、守備でも素晴らしいプレーで観客を魅了し、さらには40歳という年齢にも関わらず、代走としても起用されています。間違いなく一流のプロアスリートです。

この「習慣の定着」についての重要性は多くの強運者が説いています。
哲学者でもあり、心理学者でもあるウィリアム・ジェイムズが述べた次の言葉を聞いた事のある方も多いでしょう。

「心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる」

ちなみにこの言葉は同じくメジャーリーガーだった松井秀喜選手の座右の銘でもあります。

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いくら「強運の秘訣」を学んだとしてもそれを行動に移して、習慣化させていかないとそれは絵空事で終わってしまいます。私自身、一度何かを始めるとしつこく継続
するという資質があると自覚していますが、強運体質になるための習慣作りは実際のところ欠かせない要素です。

・人の悪口を口に出さない
・お札の向きをそろえてて財布に入れる
・掃除をこまめにおこない、靴もそろえる
・勉強をよくやり、本も多く読む
・感謝の気持ちを忘れない　　　　　　　　
・「与える」行為を常態化する
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　等々

一つ一つは小さな行動かもしれませんが、これが1年、10年と続けていくと本当に運命が変わっていきます。逆に、先日レオナルド・ディカプリオが主演で、実話を基に
した『ウルフ・オブ・ウォールストリート』という詐欺師を主人公にした映画が公開されましたが、ここに出てくる主人公のように欲にまみれた習慣が身についてしまうと、
それにふさわしい「人生の暗転」がまっています。

私たちもイチロー選手のようにどんな状況が来ても揺るがない習慣を身につけていきたいものです。