潜在意識を有効に活用する方法その3【2014年6月1日】

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前回に引き続き、「潜在意識活用による夢の実現」がテーマです。突然ですが、皆さんは「イエール大学の目標達成研究」というエピソードを聞いたことがありますでしょうか?

 

1953年に、ある研究チームがイエール大の高学年の学生に面接し、うち3パーセントの学生に「人生で達成したい目標」を書きだしてもらいました。その20年後、
同じチームが追跡調査を行った結果、目標を具体的に書きだした3パーセントの学生の方が、書きださなかった97パーセントのクラスメイトとりも成功していたという
逸話です。自己啓発やセミナーでもよく取り上げられる話であり、ご存じの方も少なくないと思います。

 

しかしながら、実際にこのような研究は行われておらず、都市伝説に過ぎなかったというのが現在判明している真実のようです。

 

この事実確認過程の詳細は、前々回のメルマガで紹介した心理学者であるリチャード・ワイズマンさんの『その科学が成功を決める』という著書におさめられています。リチャード・ワイズマンさんは科学的なアプローチで、有効な潜在意識の活用法についても追及しており、おおいに参考になります。

 

ワイズマンさんは自らの研究により、「プラスイメージ」のみだと目標達成に失敗する確率が高くなるという結論を出しています。それは、実現した自分をイメージすることで既に達成した気分に浸ってしまい、努力を怠ったり、甘さが出てしまう弊害があるためと分析しています。本にはその実験結果も記載されています。

 

そして、目標達成のために最も効果的な方法として、「二重思考法」を提案しています。実現出来た時の自分と、実現出来なかった時の自分を両方イメージすることで、失敗した時のリスクも実現のためのバネとして活用していくのです。

 

この「二重思考法」の考え方は今までどの成功哲学手法にもなかったのではないでしょうか。失敗した時のことをイメージすることはタブーとされていましたが、積極的に活用し、なおかつプラスイメージも取り込み、両輪で効果を上げていくというのは納得出来るものがあります。

 

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私自身の最近の経験では、投資をする際に、リスクがある相場においては、最悪の事態を想定して、踏みとどまることがよくあります。投資はリスク回避が何よりも大事であり、そのことがまず頭に思い浮かびました。

 

プラスのイメージを保ちつつ、最悪の事態に陥った自分も同時に想定し、両面から潜在意識を有効に活用していく。

 

この方法を自分でも早速取り入れ、結果がわかったらこのメルマガで報告してみたいと思います。

 

■参考図書
リチャード・ワイズマン博士「その科学が成功を決める」

その科学が成功を決める (文春文庫)

751円

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