人生の終末に【2014年6月15日】

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先日、『死ぬときに後悔すること25』という本を読み、大いに感銘を受けました。

 

著者の大津秀一さんは終末期医療の専門医であり、今まで1000人の死を見届けてきた人物。人生の終末を迎える人が後悔する内容に類似点があることを感じ、その中から代表的な内容を25項目にまとめたものが本書になります。

 

読むと、仕事や地位・名誉、お金といった点で後悔することはほとんどないということがわかります。「仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと」という項目がある位。これらはまさに「来世に持っていけない」類のものです。

 

では、どのようなことに後悔することが多いかというと、「会いたい人に会っておかなかった」「自分のやりたいことをやらなかった」「他人に優しくしなかった」
というように人間にとって根源的な事象”に対し、後悔するようなのです。
死ぬ間際になり、世俗の欲は取れ、真の望みが浮き出てくるというのは興味深いことです。

 

読者の方々の中にも自分なりの夢や目標を持たれている方も多いと思いますが、その夢が真に自分の魂を満たしてくれるものであるかどうか今一度見直す必要が
あるのかもしれません。仕事人間で家庭やパートナーを顧みず、人生の終末期に大きく後悔するというようなことのないよう、もっと大局的な視点でとらえ、行動に起こさなければいけません。

 

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後々思い残すことなく毎日を充実させ、目の前の幸せについてもしっかりと感謝をして味わうという姿勢が大切なのでしょう。

 

自分の人生について、どのような点を優先させていくのか。
自分にとって、心の底から感じられる幸せとは何なのか。
一度じっくりと向き合うことはとても有意義であると感じます。

 

■参考図書
「死ぬときに後悔すること25」大津 秀一著

死ぬときに後悔すること25

1575円

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