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皆さんは「前世療法」をご存じでしょうか。

前世療法とは催眠療法の一種であり、退行催眠により患者の記憶を本人の出産以前まで誘導し、心的外傷等を取り除くとされています。

アメリカの精神科医であるブライアン・L・ワイス博士によって催眠療法中に発見され、1986年に出版された本をきっかけに広く世の中に知られるようになりました。

私自身、「運の達人」のメルマガの発行を始めて間もなくその存在を知りました。ワイス博士の日本語訳の本も読んでみましたが、患者自身が前世の時のイメージを自分で見ることが出来るというのがとても画期的だと感じました。

この「前世療法」を実施してくれる所は日本にも少なからず存在し、私もそのセラピーを受けています。その時はうっすらとしたイメージしか出てこなかったのですが、誘導してくれたセラピストがそのイメージをクリアに感じ取り、私の代わりに説明してくれました。前世の時の行動をベースに現世で生きる意味や課題を確認することが出来ます。

このセラピーを通じてコツがつかめるようになったので、それ以降は市販の誘導用CDを購入し、節目節目で活用しています。実施する時はとにかく思い浮かんだイメージに対し疑問を抱かず、そのままのっかる気持ちで心を無にして現在の自分の内面の課題などを浮き出すようにしています。

前世療法を行うことにより、雑多な日常生活の中でも自分の内面を見つめ、人生の中で何が大切なことなのか大局的な観点から感じとることが可能です。当然、その後の行動に変化が生じてきますのでより実りのある生き方が出来るでしょう。

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まだ体験していない方はやはり一度セラピーを受けてみると良いでしょう。だんだんと慣れてきたら一人でも出来ると思うので、そのあとは市販のCDなどを活用するとより手軽に体験できます。

未だに「前世療法」の信ぴょう性は疑われている面もあるようです。しかしながら、私自身は自分の「想い」を明確にする「幸福のツール」として長年愛用しています。

■参考図書