竹谷年子(帝国ホテル元客室アテンダント)さん「本物のおもてなし」【2004/04/13 61号より】

本日の教え

「人のため」から生きる喜びは湧いてくる。

 

竹谷年子『帝国ホテルが教えてくれたこと』より

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本日の教えについて

竹谷年子さんは、昭和8年に帝国ホテルに入社。そして、平成3年、80歳を超えお辞めになるまで、何と、60年近くの間、客室アテンダントとして働きました。帝国ホテルの財産とまで言われ、黄綬褒章を受章。平成9年にお亡くなりになりました。

 

エリザベス女王、マリリンモンロー、ミッテラン大統領、アランドロン・・・。
これらの方は全て竹谷さんのおもてなしを受け、また竹谷さんが心をつかんだ人です。
もちろん、他にも大勢います。竹谷さんは世界中のVIPの人々から愛されたのです。

 

また、第2次世界大戦直後には、帝国ホテルはGHQ(連合国総司令部)の高級将校の宿舎として選ばれ、竹谷さんはアメリカ軍将校のお世話をしたこともあります。

 

昭和から平成まで、激動する世界の動きに関わる要人のおもてなしをしていたのが実は竹谷年子さんだったのです。

 

引退するまでの60年間、竹谷さんは仕事のことだけを考えていました。
竹谷さんにとっては、仕事こそが、生きがいであり、幸せだったのです。

 

ホテルでの仕事は、一見、毎日が同じことの繰り返しで単調のように見えます。
しかし、竹谷さんは、そこでの仕事を心の底から楽しんでいました。

 

竹谷さんが、「帝国ホテルの財産」とまで言われるようになった秘訣。
それは、竹谷さんの「人に尽くすことが自分の喜びになる」という態度だったのです。

 

周囲の人々が休憩している時でも、どうしたらお客様に喜んでいただけるかをひたすら考えていたそうです。こんな気持ちが世界の要人から深く愛される環境を育ててきたのです。

 

竹谷さんが仕事をやめたときには、手元に世界の要人の方々からいただいた宝物がたくさんあったそうです。そして、お客様との楽しい思い出が残るのです。

 

人のために尽くすと幸せがたくさんやって来ます。毎日をこうした心がけで過ごしたいものですね。

 

 

それでは、今日も一日皆さんに幸せが訪れますように!!!

 

 

【本日の達人をご紹介いただいたSさんに感謝いたします。】
今回の竹谷年子さんは、当メルマガでいらっしゃるSさんから教えて頂きました。
実は、この人の存在を知らなかったのですが、本を読んでとても感銘を受けました。
こんな素敵な生き方をしている人がいらっしゃるんですね。Sさんありがとうございました!

 

※読者の皆様も当メルマガの内容にふさわしい人物がいらっしゃったら是非、お知らせくださいませ。

 

 

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