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私が会社勤めをしていた時は1回の転職を行い、合計2社で働かせて頂きました。それぞれの会社の経営者は名のある方ですので、具体的な開示は控えますが、それぞれ創業者として成功した方であり、私自身も「運気」の観点から勉強させられることがありました。

今回はそんなお二人の印象を綴ってみたいと思います。

1社目：Ｉさん（某メーカー）

私が入社した時はちょうど東証一部に上場するタイミングでまさに急成長中といった感じでした。入社直後に上場を果たし、上場益で退社する人が多くいて、驚いたことを覚えています。創業から20年経過していました。

当初は「町の小さい企業」というイメージだったそうですが、私が知りえた頃は既にＣＭがバンバン流れ、その業界では全国区のトップブランドになっていました。

そして、その創業者がＩさん。会社説明会でＩさんのスピーチがあり、顔がピカピカ輝いていて、本当にお客様想いの雰囲気が伝わり、入社を決意しました。倍率もすごかったですが無事に採用になりました。

Ｉさんは社員全員の名前を記憶していて、入社後も時折声をかけてくれました。

Ｉさんは元々、別の業種で起業したのですが、8か月で倒産し多額の借金を負うことに。その後2年半をかけて借金を完済した後に再度、今の会社を立ち上げたという苦労人です。

Ｉさんで強烈な印象なのが、類を見ない「晴れ男」であること。本人も自負しているのですが、Ｉさんが行く場所は全て天気が晴れます。グループ会社の忘年会が野外であった時も、その時間になると雨がぴたりと止み、「な、止んだだろ！」なんて上司の方が言っていました。

「天に愛されている人の成せる技」なのかななんて思いました。その方は一度退任されたのですが、最近現場復帰され、今もなお第一線で経営にあたっています。

2社目：Ｎさん（某ベンチャー企業）

2社目はまだ出来たばかりのベンチャー企業でした。最初はある方の出資を受けて、その方が会長になられていたのですが、その人物は日本の長者番付で上位10位に名をつらねたほどの資産家。誰もが知る企業の創業者で、今はベンチャーキャピタルを運営し、様々な企業の出資を行っているようです。

私が入社時、Ｎさんは70歳を既に過ぎていましたがとにかく元気でバリタリティーがありました。そして、とても怖そうでした。

強烈な印象として残っているのは、「とにかくケチ」という評判があったこと。
周囲のだれもが食事をおごってもらったことがなかったそうですし、レストランなどで出た食事に満足しないと「お金を出さない」と渋るんだとか。

日本でも有数のお金持ちとは思えない行動だと思いましたが、もちろん出すところには巨額のお金を出しているので、ここまで徹底しているからこそ「大金持ち」になったのだろうと思います。「生きたお金の使い方」を知り、誰よりも徹底しているのでしょう。

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お二人とも修羅場を乗り越えているだけあり、タフで強靭な精神力の持ち主です。「超強運」を自ら身に着けられています。

人との出会いは様々な刺激を与えてくれます。もし、皆さんも「こんなすごい人がいたよ！」なんて情報があった是非、共有してくださいね。