齋藤孝(明治大学文学部教授)さん「湧くエネルギー」【2004/04/19 68号より】

本日の教え

エネルギーというのはお金と違って、出せば出すほどもっと出るようにできているのです。

 

 

齋藤孝『天才の読み方-究極の元気術』より

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本日の教えについて

齋藤孝さんは、明治大学文学部教授として、教育学・コミュニケーション論・身体論を専攻されています。

 

齋藤さんといえば数々の著作物が有名。「三色ボールペンで読む日本語」「声に出して読みたい日本語」「会議革命」など、ブームを起こした本も少なくありません。

 

運を良くするには、満ち満ちたエネルギーが必要になります。今日の秘訣は、齋藤さんから学ぶ元気を出す方法です。

 

エネルギーは出し惜しみすることなく常に出し切っていく。こうすることで、循環するようになり湧いて来ることが出来ると齋藤さんはおっしゃいます。

 

逆に、「エネルギーは一定である」と思い込み、普段からエネルギーをセーブした生活をしてしまうと、その人は自分のパワーを完全にだせないままで終わってしまうのです。

 

常に、完全燃焼していける人こそ、どんどん成長し続けていることが出来る。齋藤さんは様々な「天才」を例に実証しています。

 

・6万点とも、8万点とも言われている想像を絶するような作品数を生み出したピカソ。ピカソは数多くの女性と常に激しい恋愛をし、92歳までその精力は枯れることはありませんでした。

 

・作家、宮沢賢治は波にのっていた時は1ヶ月に約3000枚の原稿を平均して書いていました。更に、午前中には印刷場で4時間ほど仕事。午後から夜には奉仕活動を行い、創作は夜8時以降から入ってから。寝る暇もない日々です。

 

・メジャーリーガーのイチロー。イチローは、普通の選手が30分程度で行う練習を2時間、3時間というスパンで行います。膨大な練習が今のイチローを作りあげたのです。

 

このように、エネルギーを全て出し切る人こそが、次から次へと湧いて来るとめどないエネルギーを掴んでいるようです。

 

齋藤さんがヒット作を大量に出している理由もわかりますね。

 

さすがに天才達の域まではいかないかも知れませんが、常に全力が出せるよう意識していきたいものです。

 

 

 

それでは、今日も一日皆さんに幸せが訪れますように!!!

 

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天才の読み方 究極の元気術 (だいわ文庫)

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