重茂達さん(アデコ株式会社前社長)「努力」【2004/04/25 74号より】

本日の教え

幸運に巡りあう秘訣:人に倍する努力を怠らない

 

重茂達『35歳までに必ずやるべきこと』より

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本日の教えについて

人材派遣業界のトップ企業アデコ株式会社の初代社長、重茂達さん。重茂さんの半生を振り返ると実に要所要所で幸運に恵まれていたことがわかります。

 

重茂さんは高校卒業後、NHKに入社。しかしながら、学歴差を感じた重茂さんは働く一方で夜学に励みます。そして、卒業と同時に会社も退社。アテは全くなかったそうです。

 

その後、2年間は市場で煮干の卸をするなど点々と職場を変えます。目標もなかなか定まらず、この頃が重茂さんにとって、低空飛行の時期だったとのこと。

 

最初の幸運の女神との出会いは、英語を習得したいという思いで入った小さな貿易会社。そこでは、期待と異なり国内向けの仕事を行っていたのですが、お客として知り合った年配の婦人が医薬品の市場調査会社を紹介してくれるのです。

 

そこは立ち上がったばかりの会社。事務系の若い男性は重茂さんのみでした。そこで、重茂さんはぞんぶんに英語の勉強をします。おかげで、海外での仕事をまかされることも増え、地位もどんどん上がったそうです。

 

再びの暗転は41歳の時、恩人である上司が仕事を辞め、起業することになり、重茂さんもそれに従いました。しかしながらうまくいかず倒産。無職になった時に声をかけられたのが、当時、人材派遣業に乗り出そうとしたスイス系企業アデコの日本法人の社長要請だったのです。

 

そして、当初1人で立ち上げたアデコが今では、業界のトップ企業として君臨。重茂さんは波乱万丈の人生ながら、ここ一番で必ず幸運に恵まれていることがわかります。

 

今日の秘訣は重茂さんがつかんだ「幸運に巡りあう秘訣」の中の一つ。それは、前向きな気持ちで努力をするということです。

 

努力といっても普通の人が感じている努力とは違うかも知れません。重茂さんは、ケタはずれの努力こそが本当の努力であると述べています。

 

誰もが出来るような努力ではなく、人の何倍もこなす努力、並外れた努力をするのです。こうしていると自分の目の前に、まるでご褒美のように幸運がすーっと現われるのです。ケタ外れに行うことで、量が質に変化する。この原理が幸運に結びつくのではと思われます。

 

常に、人の数倍努力することを意識していた重茂さん。だからこそ、ここ一番で幸運の女神は微笑んでくれるのでしょうね。

 

今まで以上に、物事に対し打ち込む必要がありそうです。

 

 

 

それでは、今日も一日皆さんに幸せが訪れますように!!!

 

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