佐藤綾子さんは、日本のパフォーマンス学の第一人者。１９９７年７月、文部省の認可を受けて設立されたパフォーマンス学教育の専門団体：社団法人パフォーマンス教育協会の理事長でいらっしゃいます。

パフォーマンス学とは、人間関係を円滑にするために、いかに魅力的な自己表現を行うかという学問。アイコンタクトやスマイルの仕方から、スピーチの方法まで、自分を気持ち良く他人にアピール出来る方法を研究し、教えています。

そんな佐藤さんの哲学は「もっとも孤独でない人とは、１人の時間を充実できる人。」というもの。自分のやりたいことを見つけて、しっかりと１人の時間を確保出来る人こそが、充実した毎日を過ごすことが出来るのです。

佐藤さんは、日本人はどうしても他人につられ、１人で行動をし、決断することに苦手な傾向があるとおっしゃいます。このことは、日本人の特徴的な文化である、「みんなと同じが安心」という集団主義に起因します。

そんな、「自分だけが孤立してしまう。」と思い、今一歩抜け出せない人に対し、佐藤さんは次の３つのアドバイスをしています。

１．全ての会に出ようとは思わないこと。
２．飲み会などは１次会で抜けるなど、途中で抜ける勇気を持つ。
３．「これだけはやる！」というものを決めて、その時間はなんとしても確保する。

この３つを実行すれば、良好な人間関係を維持しつつ、自分のやりたいことをしっかり行えることが出来るのです。

周囲に流され、自分のことがおろそかになってはいけません。自分のプランをしっかりと決め、一歩一歩目標に近付いていきましょう。

それでは、今日も一日皆さんに幸せが訪れますように！！！