西田通弘さんは２７歳の時、本田技研工業に入社。２代目副社長に就任した人物です。ホンダの創業者本田宗一郎と、共同経営者の藤沢武夫両氏の経営哲学を理論付け、体系付けし、制度化した人と評されています。

今日は、西田さんによる「人の信頼を勝ち得る方法」について。

約束を守る。これは当然のことですね。それでは、小さな約束に関してはどうでしょう？けっこう軽視していませんか？

例えば、
「待ち合わせの時間に５分や１０分遅れてもいいや」
「缶コーヒー代を１２０円借りたけれど、これ位なら返さなくてもいいや」
「明日、会う約束をしたけど面倒だ。キャンセルしよう」　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　などなど

このように、「たいしたことないや」と思っている人は、「自分が約束を破ると相手に迷惑をかける」という想像力が欠けているのかもしれません。それでは、人から信用されるわけはありませんね。

なかでも軽視しがちなのが時間です。今は携帯電話で「ちょっと遅れる」と連絡できるため、遅刻を何とも思わない人が増えてきたと西田さんはおっしゃいます。

しかしながら、その人が来るまでの間、待っている人は無駄な時間を費やすことになります。
「他人の時間を奪う権利は自分にはない」という自覚をきちんと持つことが大事です。

小さな約束を守る。このことは、ちょっと気をつけていれば難なく出来ることです。
だからこそ守れないと、信用がガタ落ちになります。

逆にきちんと守ると、相手から大きな信用を得ることが出来ます。

小さな約束をおろそかにするべからず・・・ですね。

それでは、今日も一日皆さんに幸せが訪れますように！！！