「根を張る」習慣【2015年2月8日】

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私が住んでいる街にはいつも行列が出来る有名な飲食店や雑貨店が幾つか存在します。景気が悪く、閉店が相次ぐ時でもそれらの店は変わらずに行列が出来ており、感心してしまいます。

 

日本一の大金持ちとされる斎藤一人さんの教えに「根を張る」というものがあります。以下抜粋です。

 

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一本の木で例えると、日照りが続く。そうすると、根のそばにある水分は全部吸っちゃったんです。
そうすると、吸っちゃった水分だけじゃもう足んなくなると一生懸命に根を張るんです。
それで、1センチでも1ミリでも根を伸ばすと、そこの先から水分を吸えるんです。
そこも無くなっちゃうと、また、また、ってして根を伸ばす。

 

で、根はしっかり伸びてるから嵐が来ても、何がきても倒れないんです。
ところが、景気がいいとかで、雨がベタベタ降ってるとそのすぐ先から水分を吸って、葉は茂り、枝も栄えて、立派な木になるんだけど、肝心の根が張ってないから、嵐が来たりすると、そんな大きな木がパタパタ倒れちゃう。

 

この前のバブルの時にできた会社が、なんでこんなに簡単に倒れちゃうのかって言うと、苦しさの中に根を張るということをしなかったんだよ。

 

※100回聞きシリーズ「上級の話」より
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いつも人気の店はやはりお客様に支持されるだけのサービス・商品を継続的に提供しており、「しっかりと根を張って」経営している印象です。

 

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このような「根を張る」経営は他の様々な業種の企業においても見受けられます。

 

例えば、日本を代表するグローバル企業となったトヨタは昨年の好景気の中でも「研究開発費を拡大する」というニュースがあり話題になりました。目先の短期的な利益向上ではなく多少足踏みしても長期的な成長に向け取組むという姿勢が不況になった時でも勝てる体質になっている要因なのでしょう。

 

この「根を張る」ということは個人においてもあてはまります。

 

とかく人は目の前の利益に飛びつきやすいものです。当たる確率が天文学的に低い「宝くじ」が大人気なのもその表れの一つでしょう。どんな状況でもぐっと我慢して「根を張る」行為を淡々と続けることは大切です。

 

「約束・時間を守る」「普段から笑顔でいる」「整理整頓を心がける」等々
これらは運を良くするためのささいな要素ですが、しっかりと実行し続けることで運の根をジワジワと張ることになります。
長い時間をかけて信頼は醸成され、そして信頼を失う時は一瞬です。

 

「自分」というブランドを維持する時に、何をして、何を我慢すべきか。
長期的な視野を持ち日々「根を張る」行為を行い、習慣化していきましょう。

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