ハン・サンボクさん(韓国の新聞記者)「お金持ちの境界線」【2004/09/30 141号より】
本日の教え
一般の人々はお金を使うことを楽しむが、金持ちはお金をためることを楽しむ。それこそが、金持ちとそうではない人を分ける最初の境界線となるのだ。
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本日の教えについて
以前の回(第136回)で、イギリスに住むミリオネア300人を調査し、その共通点を見出したというお話をしましたが、今回はその韓国版になります。
ハン・サンボクさんは韓国在住の経済記者。
韓国首都圏に住む143人のお金持ちを取材し、その「共通点」を見出しました。
イギリス版の時は、起業家が多かったのですが、今回対象となったのは、サラリーマンや主婦といった平凡な人も多いようです。そして、その人々は株や不動産等の財テクを積極的に行うことで、お金持ちになれたのです。
サンボクさんが気付いたことは、映画や小説に出てくる典型的な「お金持ち」のように派手にお金を使う人は皆無で、支出を厳しくし「どケチ」と言われそうなレベルでお金を管理している人々が意外に多かったとか。
お金持ちになるべくしてなったという印象を受けますね。
今回は、そんな韓国のお金持ちに共通したある傾向をご紹介いたします。
お金持ちかどうかを見分ける最初の境界線。それは、お金持ちはお金をためることを楽しんでいるということ。
普通の人がお金をもらった場合、どうやって使おうかと思いをめぐらしますが、お金持ちは、そのお金を使って更にお金を増やすことを考えているようです。
お金持ちは「お金」に対して、しっかりとした哲学があるのです。
お金持ちになるとしっかり決心し、お金になるチャンスを見つける。そんなことが、お金持ちになるためには必要なようです。
そして、そんなお金持ちになる訓練は、いつ始めても遅すぎることはないのです。
今回対象者となった143人の中には、60歳を過ぎてから会社を設立して、富豪の仲間入りをした人もいるとか。
最近、日本では週末起業や副業といったことが流行っていますね。
お金持ちになるという決意があれば、比較的簡単に行動に移せる環境にあるようです。
今の生活をもっと豊かにしたいと思うのであれば、まずはきちんと決心し、お金持ちの訓練をスタートさせることが大事なのでしょうね。
それでは、今日も一日皆さんに幸せが訪れますように!!!
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