中村文昭さんは三重県の伊勢で、手作りのレストラン・ウエディング事業を展開されていらっしゃいます。派手な宣伝はなく、口コミだけで大盛況だそう。
まだ、３０代半ばの年齢です。

中村さんのポリシーは、「人との縁」。

新幹線に乗っていても、わざと誤った振りをして隣に座った人の足を踏み、これをきっかけに友人を作ってしまうという技を持っています。
この「新幹線友達」は既に１００人を超えているとか。

物を買うときも、自販機は決して使わず、店員と接するというから徹底しています。

このように、人を大事にして生きているからこそ、中村さんの事業は繁盛し、また講演もひっきりなしに来るのでしょうね。

今回は、そんな中村さんによる「心が豊かになる教え」です。

街角でよく見かけるテッシュやビラ配り。
テッシュをつきつけられたら皆さんはどうされているでしょうか？
多分、無視して通りすぎてしまうことが多いのではないでしょうか？

中村さんは恩人である、とある社長の教えにより、
「ありがとうございます」と言ってきちんと受け取ることにしているそうです。

世間では偉いといわれていない人への尊敬心を、きちんと示す行為です。

配っている人もロボットではなく、人間なのです。
せめて「がんばってね」と言いながら受け取るのがエチケットですし。
人を好きになるための訓練にもなるのです。

「一期一会」という言葉をキチンと守っている中村さん。
ビラ配りの人というささいな出会いでも、心を通じようと努力しています。
たからこそ、いつまでも心が豊かにいられるのでしょうね。

是非、見習ってみたい行動です。
麒麟も早速、実践してみようと思います。

それでは、今日も一日皆さんに幸せが訪れますように！！！